こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩です。
今年も冬がやってきました。こんな時期には温泉旅行でも…という気分ですが今年の冬はそういかない場合も。しかし旅行の非日常感は、家から近い場所でも意外と楽しめるもの! 今回の記事では最近のトレンドでもある「ライフスタイルホテル」の中から、東京都内で泊まれるホテルをご紹介します。
そもそも「ライフスタイルホテル」とは、これまでのビジネスホテルとは違い、美しいデザイン性をもった建物で、かつその土地や文化に合わせた体験を伴っているホテルのこと。つまり滞在を「寝る」だけではなく「ひとつの体験」として楽しめるホテルを指します。
東京や京都を中心に、こうした「旅の目的地」になるホテルが近年増加しています。宿泊費が高いかと思いきや、時期によっては1万円以下で宿泊できるプランがある場合も。私も今年の東京出張はホテル滞在を楽しむようになったので、その中からおすすめを厳選しました!
sequence MIYASHITA PARK(渋谷区)
再開発された渋谷の宮下公園内に三井不動産がオープンした「sequence MIYASHITAPARK」。公園とチェックインカウンターが同じフロアにありシームレスにアクセスできるのですが、なんとチェックイン手続きは無人。コロナ禍で非接触対応が求められる時代にとても助かるサービスです。
さて、宿泊した「ツイン」の内装はこちら。
注目したいのが窓際の壁にあるオブジェ。ホテル全体がアートミュージアムにもなっており、客室にもそれぞれ作品が展示されています。
毎回違う作品に出会えるのも、滞在以外の楽しみができて嬉しいですね。
HOTEL K5(中央区)
こちらも再開発が進む「日本橋 兜町」に2020年オープンしたブティックホテル。国内初の銀行として建てられた元第一銀行をリノベーションしたことで注目されています。
築97年という重厚感ある雰囲気はそのままに、内装は北欧のデザイン会社が手掛け、コンクリート素材と木材が融合したおしゃれな作り。「都市における自然との共存」がテーマということでシンプルながらグリーンも随所に設置されています。
各部屋にはレコードや書籍が設置されて、施設内に複数のユニークな飲食店も入居しています。デジタルの喧騒から離れてアナログを楽しめた滞在になりました。
NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO(千代田区)
上野に次いで野村不動産が2020年オープンした「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」。秋葉原というカルチャーが交差する都市の特徴を活かした、アートや食、音楽を五感で体験できるホテルです。
部屋では音楽が楽しめる他、秋葉原のオリジナルのガイドブックも。アメニティがすべてオリジナル品なのも嬉しい!
sequence MIYASHITA PARK同様NOHGA HOTELもアートもテーマになっているので、部屋に掛かる絵画や電灯など細部までこだわったインテリアになっていました。
さて、ライフスタイルホテルの予約時に私が気をつけているのが、「バスタブの有無をチェックする」こと。従来のビジネスホテルは必ずバスタブがありますが、ライフスタイルホテルではシャワーのみという部屋が増えています。
私自身、最安値の部屋を予約したらシャワーしかなく後悔したことがあるので、きちんと温まりたい方は事前に「バスタブ」の有無を調べるのがおすすめです。
今回ご紹介したホテル以外にも、都心で温泉が楽しめる「ONSEN RYOKAN 由縁」や最上階にインフィニティプールを備えた立川の「SORANO HOTEL」、下町職人の手仕事をテーマにした「HAMACHO HOTEL TOKYO」など、注目ホテルが目白押しです!
東京にお住まいの方で年末年始に旅行しない方は、ぜひ近場のホテル滞在で非日常を味わってみてくださいね。