こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩です。
35度超えの猛暑日が続く2020年の夏。ベトナムの知人から「今年は昼間でも30度以下で涼しい」と連絡がきて驚きましたが、日本はついに東南アジアよりも暑い国になってしまったのか…と怯えるばかりです。
さて、国内でもGoToキャンペーン等の旅行補助金の申請がはじまっています。自主的に緊急事態宣言を発令している地域もあり、まだ積極的に「旅行をしよう!」とは言えない状況ですが、“マイクロツーリズム”として居住地から近い場所で観光を楽しむ人は徐々に増えてきています。
新しい形で少しずつ旅行が再開している中ですが、そんな中でもやはり「withコロナ旅」は意識したいもの。「移らない、移さない」を考えて行動することは、自分はもちろん旅先の地域を守ることにも繋がります。
ただ意識すると言っても具体的に何に気をつけたらいいのか分かりづらい。そこで今回はこれからの「新しい旅」で意識したい点、持っていきたいアイテムをまとめました。ぜひマイクロツーリズムでお出かけをする際に参考にしてくださいね。
※公的機関が発表している情報をもとにまとめています。またこの対策をすれば必ず感染を防げるわけではありません。各自最新情報をご確認ください。
「新しい旅のエチケット」をチェック
旅行関係業界で構成された「旅行連絡会」が定め、国土交通省のサイトで発表されているのがこちらの「新しい旅のエチケット」。
詳しくはhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001349264.pdf まで
マスク着用はもちろん、公共の場での会話を控えること、宿泊や移動時、ショッピングの注意点が「五・七・五」調で分かりやすくまとめられています。
2020年6月に公開されたものですが、私の周囲ではまだ浸透していない印象。旅行を検討している方はぜひ事前に読んでいただきたいです。
COCOAアプリのダウンロード
厚生労働省から2020年6月にリリ−スされた「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA」。先日ダウンロード数が1290万を超えたと発表されましたが、少なくとも出発2週間前までにはダウンロードしておきましょう。
旅先で不安に感じるのが「過去の行動歴が分からない人と接触する可能性がある」こと。観光地で働く方は日頃から感染予防対策や検温をされているはずですが、その他の観光客がどこまで予防対策をとっているかを確認するすべがありません。
7月にとあるYoutuberが日本各地を巡ったあとに感染が確認された騒動がありました。この例は極論ですが、米ニューヨーク州のように検問をしているわけではないのでゼロとは言い切れません。
また万が一、自分が感染していたことが判明した場合、陽性登録をすることで感染拡大を少しでも防ぐことができます。自分はもちろん、旅行の同行者にも必ずダウンロードしてもらいましょう。
「COCOA」のダウンロードはこちら
Withコロナ旅の必携アイテム
旅先でも感染予防対策は徹底したいもの。そんなときに私が携帯しているアイテムがこちら。
まず基本的なアイテムは「マスク」ですね。それに加えて私はマスクを収納する「マスクケース」も携帯しています。
食事中にマスクを外した際、そのままカバンやポケットにいれていませんか?口元にふれる部分が不潔になってしまってはマスクの意味がありません。面倒でも都度わたしはマスクケースに入れるようにしています。
続いては「紙せっけん」。
駅や屋外の公衆トイレなど洗面所に石鹸が常備されていない場所も少なくありません。固形石鹸を持ち歩くのは大変ですが、紙せっけんは携帯しやすく重宝しています。
そして最後にご紹介するのは除菌アイテムです。
手洗いよりもアルコール除菌のほうが効果があるという研究もある通り、除菌は大事。どうしても触れてしまうドアノブや手すりに触れた際は必ず除菌を心がけています。また旅行中はカメラや地図を見るためにスマートフォンに触れてしまうことが多いので、手以外も除菌できるようシートタイプも携帯しています。
以上「withコロナ旅」で意識したいこと、そして旅をする際の必携アイテムをご紹介しました。
旅を生きがいにしていた私にとっては自由に旅行ができない日々はとてもつらいですが、自分と旅先を守るために今は辛抱する時だと考えています。いつかその日が来るまでは遠出や離島への旅行は控えて、マイクロツーリズムを楽しみたいと思います。
※2020年8月15日時点の情報をもとに執筆しています。最新情報は各自ご確認ください