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ベネチア映画祭、女性監督作少なく ポランスキー監督出品も物議

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28日に開幕するベネチア国際映画祭を巡り、女性監督が手掛けた作品が少ないことなどに対して批判が出ている。写真はベネチアで27日撮影(2019年 ロイター/Yara Nardi)

[ベネチア(イタリア) 27日 ロイター] - 世界最古の映画祭とされるベネチア国際映画祭が、28日に開幕する。多くのハリウッドスターやトップクラスの映画製作者が集まることが見込まれる一方で、女性監督が手掛けた作品が少なく、また議論を呼んでいる監督の作品が上映されることを受けて批判も広がっている。

セクハラや性的暴力を告発する「#Metoo」運動が広がる中、今年のベネチア映画祭では、最高賞の金獅子賞を競うコンペティション部門に出品された21作のうち、女性監督作は2作にとどまった。昨年は1作のみだった。

また、ロマン・ポランスキー監督(86)の映画「J’ACCUSE(原題)」が、コンペティション部門に含まれたことを疑問視する声も出ている。

ポランスキー監督は1977年に米ロサンゼルスで当時13歳の少女と違法な性行為をした罪を認めており、長期の禁錮刑を受ける可能性があるとして、米国を離れている。米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、2018年に採用した行動規範に違反しているとして同監督を除名処分とした。

ベネチア映画祭のディレクターはロイターに対し「私は裁判官でなく、映画批評家だ。非常に良い作品であれば、映画祭に招待することに一切疑問を感じない」と述べた。

ベネチア映画祭は8月28日から9月7日まで開催される。

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