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韓国のクラブ発新型コロナ感染は6次まで……感染経路不明の不安

東亜日報より

小学校低学年の登校再開が近づくなか、梨泰院(イテウォン)のクラブ発新型コロナウイルス感染が5次、6次と広がり、経路の確認できない地域感染が拡散している。梨泰院発の感染者は24日までに225人となり、このうち梨泰院のクラブ訪問者が96人、訪問者との接触で伝播したn次感染者が129人にのぼる。梨泰院で感染しながら職業を隠していた仁川の塾講師から広まった5次感染者が23日に確認され、24日にはこのうち1人の家族の感染が確認され、6次感染と推定される。このほか、感染経路の分からない地域社会での感染確認が増え、「隠れた感染者」による拡散が心配される。

このようにn次感染の数字が増え続けるのは、我々の日常のあちこちに新型コロナウイルスが静かにしぶとく伝播しているということだ。このため、27日の高2、中3、小1、小2の登校再開を前に保護者の不安は高まっている。教育当局は、高3は「毎日登校」を原則とするが、その他の学年は隔週や隔日、遠隔授業を並行するなど学校ごとに保護者の意見を聞き、登校の方法を決定することにした。小学校の多くは週1、2回の登校を選択したが、家庭学習を理由に校外体験学習申請書を出して登校しない児童も相当数いると予想される。教育部は24日、登校再開に備えて講師や退職した教員など3万人余りを配置すると発表したが、それでは足らないという反応も少なくない。

新型コロナの事態は前代未聞のため、対応にも試行錯誤が伴うだろう。だが、対応のための対応や、机上の空論に陥っては、新型コロナの後追いばかりの「手遅れ防疫」にとどまるだろう。首都圏の自治体が先週末コインカラオケなど遊興施設に集合禁止の行政命令を出すと、むしろ一般のカラオケの客が増えたという。行政の常套の表面的な対処による非効率があらわれた代表的な例だ。防疫の過程で予測できなかった状況や副作用が発生すれば、最大限柔軟に迅速に対応しなければなるまい。

(2020年5月25日付東亜日報、社説)

(翻訳・成川彩)