こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩です。
新型コロナウイルスのため、緊急事態宣言が全国に出されている日本。「世界最強のパスポート」とも呼ばれており世界どこでも行ける私たちでしたが、2020年4月23日現在、日本からの渡航者や日本人に対して入国制限措置をとっている国・地域は184ヶ国/地域に上っています。(外務省HPより)
いつまで続くか分からないこの状況ですが、今回の記事では前回に続き「自由に旅ができるようになったら行きたい」海外の渡航先をご紹介します。
今回ご紹介するのは「女子ひとり旅にオススメの海外の国5選」です。
これまでわたしは10年間で約60ヶ国を旅してきましたが、その半分以上は一人旅。初めての海外旅行も、ひとりでイタリアに1ヶ月滞在していました。そんな私が考える「女子ひとり旅」に適している条件は5つ。
1)公共交通機関が発達している(もしくはタクシーが安い)
2)治安が比較的よい
3)比較的発達した街(頼れる人や建物がある)
4)観光客が多い(外国人でも悪目立ちしない)
5)エステやフォトジェニックな場所など、女子ウケするコンテンツが多い
もちろん女性に限定せず、海外初心者の方や、かわいいもの好きな男性にもおすすめです!ではご紹介します。
①シンガポール
日本からの直行便で行きやすい国、シンガポール。
国自体がコンパクトである上に地下鉄が深夜まで動いているため、事前に計画せずとも思い立って気軽に行動できる良さがあるシンガポール。治安の良さも知られていて、日本と同等以上に犯罪件数が少ないと言われています。
アジアの中でも最先端を行く先進国なので、トイレの設備など衛生面も安心です。日本人も多く暮らしているため、街なかで日本語が聞こえる安心感もGOOD。
ビルが立ち並ぶ経済都市のイメージですが、世界遺産に登録されている自然公園もあるので、都市と自然の両方をいいバランスで楽しめる国。初めての海外に不安を覚えている人にぜひオススメしたい国です。
②ポルトガル
ヨーロッパの中で最初にオススメしたいのがポルトガル。
ヨーロッパの中でも物価が安く、500mlのミネラルウォーターは100円以下で購入できます。また2大都市であるリスボンとポルトは電車で移動できる他、ポルト市内は路面電車の移動も楽しいです。
私は「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」を見るためにポルトガルへ行きましたが、基本の行程だけ決めて、列車の時間はその日の移動にあわせて決めました。アヴェイロは予定になかったのですが、スケジュールに余裕ができたので急遽訪れたほどです。
③モロッコ
アフリカでオススメしたいのがモロッコ。
いま人気がある街全体が青い街「シャウエン旧市街」は徒歩で回れるコンパクトな街。迷路のような路地ですが、小さなお店やレストランがあるから散策が楽しい! 街自体が小さく気が向くままに歩いても迷子にならないので、歩くのが好きな方にぜひ行ってみてほしいです。
モロッコはイスラム教の国です。そう聞くだけで怖いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、それは間違い。わたしが各国を旅して感じるのは、イスラム教ほど女性を大切に扱う国はない、ということです。
さらにモロッコは「タジン鍋」発祥の地。蒸し野菜など身体に優しい料理がいただけるので、ついつい太りがちな旅行にも嬉しいです。
④スリランカ
続いてご紹介するのは、インドの南側にあるスリランカ。
観光地が点在しているのですが、観光タクシーのチャーターがとても手頃!日本語で手配しても、1日1万円程度だったと記憶しています。
さらにオススメしたいポイントが、アーユルヴェーダ発祥の地のであること。日本ではマッサージが有名ですが、現地ではもっと広義の意味。(“漢方”のようなもの)アーユルヴェーダを取り入れた過ごし方をする数日間の滞在プログラムも人気です。
世界的建築家ジェフリー・バワの出身地であり、その代表作「ヘリタンス・カンダラマ」も1部屋2〜3万円と比較的手頃に泊まることができるので、1泊はぜひ滞在していただきたい!大自然に抱かれた気分になれること間違いなしです。
⑤マルタ共和国
最後にご紹介するのは、地中海に浮かぶ島国「マルタ共和国」。
東京23区の半分程度しかない狭さで、バス路線も発達しているので移動には困りません。私も語学留学で1ヶ月住んでいましたが、治安もよく街がコンパクトでとても滞在しやすかったです。
そんなコンパクトな国なのに観光スポットがたくさん!さらに離島の「ゴゾ島」「コミノ島」もそれぞれ歴史/リゾートと違う楽しみ方ができる島です。わたしは留学中に観光できましたが、数日の旅行だと時間が足りなさそうです!
以上5ヶ国含めこれまで様々な旅をしてきましたが、私は強盗など大きな被害にあったことはほとんどありません。
しかしもちろん、オススメと言っても日本の常識は海外では通用しません(治安のよい日本でさえも犯罪は毎日起こります)。夜間出歩かない、貴重品の管理の徹底、外務省情報のチェックなど、できることは最大限した上で観光を楽しんでくださいね。
では、また海外旅行が楽しめる日が来ることを願って。