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用意周到でなければ体験できない NYタイムズスクエアの大晦日カウントダウン

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を探して
空から舞う紙吹雪

絶景プロデューサーの詩歩(しほ)です。

2018年も残すところわずかになりました。

年末になると思い出すのが、2015年から2016年の年越しを体験したアメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアの思い出。全世界で生中継され、およそ10億人が視聴すると言われる世界最大規模の大晦日のカウントダウンイベントです。

旅好きの間では「人生で一度は体験したいイベントだ!」とよく聞きます。わたしも違わずその一人。1ヶ月前にフライトを調べてみたら往復14万円程度でとれ、ホテルも値上がりしていなかったので、3泊4日の日程で友人と参加してきました。

この大晦日カウントダウンイベントに参加するには、ひとつ大きな課題があります。それは12時間以上もトイレに行けないため、オムツを装着して行かねばならないこと!

大晦日前日にオムツの買い出しへ

当日のタイムズスクエアは、世界中から100万人が集まると言われています。混雑やトラブルを回避するため、当日のタイムズスクエアは封鎖されて歩行者天国に。一度エリア内に入ると、年を越すまでエリアからは出られなくなります。

制限エリア内に入るには身体検査が必要。カバンは持ち込みNG。

さらに、一番盛り上がる中心部で年越しを体験したいのなら、カウントダウンの半日以上前からエリア内に行き、年越しの瞬間までずっと待機していなければならないのです。わたしは昼の12時頃現地へ向かい、13時頃からエリア内で待機開始しました。前日から水分補給を控え、お守りとしてオムツを装着。もちろん真冬のNYは氷点下になる可能性もあるため、完全防寒での待機です。

エリア内で待機している人々。全員立っているので座れません。

待機中は、ひたすら友達や周囲の人とお喋りをして時間を潰します。その間にも私達の背後にはどんどんどんどん人が集まってきます。

やがて日が沈み暗くなり始めると、タイムズスクエアに設置された簡易ステージ上で様々なアーティストによるミニライブが行われ始めます。それらを聞きながら、永遠と思えるほど長い時間を、ひたすら立ちながら待ちます。

31日18時。ビルのネオンに「6 hours to go(あと6時間)」の文字が。

何度時計を見ても進まない針。前日から水分も控えていたので、途中で足の指がつってしまい、痛すぎて座り込んでしまった場面も・・・。友人との会話も、ネタが無くなってどんどん無言になっていきます。

2時間ほど前になると、スポンサー提供の帽子や風船があちこちから配布されはじめます。この年はフィットネスクラブ提供の紫色の帽子が配布されました。

「2016」のメガネは自分で購入

そのうち「あと1時間」と本当にカウントダウンされはじめると、まわりもそわそわした雰囲気に。わたしも今更になって、カウントダウンの瞬間をどう迎えようか、悩み始めました。

「あと30分」

これまでの待機時間は本当に長かったのに、直前になると時間は早く進むもので。そうこう悩んでいるうちに、あっという間にその瞬間が!

「あと1分」

30秒前からは全員でカウントダウンをします。「29、28、27、、、」1秒ごとにボルテージが高まっていく人々。

「5、4、3、2、1、、、HAPPY NEW YEAR!!!」

タイムズスクエアの東芝ビルからは爆音とともに花火が打ち上げられ、空からは大量のカラフルな紙吹雪が巻かれます。

空から舞う紙吹雪

タイムズスクエアにいる100万人の歓声が四方八方から響く様子はまるで地鳴りのようで、まさに鳥肌モノ。日本で迎える厳かな新年の雰囲気とはまるで違う、最高潮のボルテージで迎える「1秒」が、ここにはありました。

新年を迎えたタイムズスクエアでパシャリ

ただ新年を迎えたあとは、意外とアッサリしていてこれまたビックリ。新年を迎えたおよそ10分後には皆帰路につきはじめます。あんなに待機したのだから、もう少しタイムズスクエアを味わっても良いのでは…?と思ってしまった私。

新年のカウントダウンを終えたタイムズスクエアの様子。

私は深夜1時頃市内の宿へ戻り始めましたが、地下鉄はすでにガラガラ。日本の花火大会の帰りのような電車の混雑を恐れていたので安心しました。

なお、事前の対策の甲斐あってか、お守りとして装着していたオムツは未使用で済みました。(ホッ)

タイムズスクエアのカウントダウンは、毎年インターネット上で無料にて生中継されています。現地へ行くのはハードルが高いという方は、ぜひ一度ネットで疑似体験してみてください!

日本とニューヨークの時差は14時間あるため、新年1月1日の14時にパソコンを開くと、ちょうどよいですよ。