カザフスタンオリンピック委員会の公式サイトによると、同じデザイナーのヴィオレッタ・イワノワさんが手がけたという。
北京大会開会式で旗手を務めたのは、ショートトラック男子選手のアブザル・アズガリエフさんとスピードスケート女子選手のエカテリーナ・アイドバさん。
アズガリエフさんは古代カザフの英雄「バティル」、アイドバさんは紀元前に中央アジアに勢力を有した民族のトミュリス女王をモデルにした。男女の旗手ともに黒を基調にしたコートに、太陽のイメージをもって制作された。
🇰🇿 The flag bearers of Kazakhstan, speed skater Yekaterina Aidova and short track skater Abzal Azhgaliyev appeared in the costumes of national historical figures at the @Beijing2022 opening @Olympics pic.twitter.com/juR0hRjU2C
— Kazakhstan Olympic Team (@olympic_kz) February 4, 2022
2人が登場すると、Twitter上では世界中から「美しい」「賞をあげたくなる衣装だ」「あしらった色使いが好きだ」などのコメントが寄せられた。
同委員会によると、衣装づくりにはクリエーター20人が参加し、完成まで約3カ月かかったのだという。手作りの刺繍でイワノワさんとカザフスタン国立美術館の共同制作。北京の厳しい寒さに対応するために、東京大会の衣装の作成よりも手がかかったという。アイドバさんの胸付近には、「外の世界との調和」「生命への希求」「豊かさ」を意味する豪華な花の装飾品があしらわれた。
The flag bearers of Kazakhstan stand out at the @Beijing2022 Opening Ceremony😍@Olympics
— Kazakhstan Olympic Team (@olympic_kz) February 4, 2022
Yekaterina Aidova's outfit was inspired by the legendary Asian queen Tomiris, whereas Abzal Azhgaliyev represented 'batyrs' - the Kazakh heroes of ancient🌟 pic.twitter.com/Y5GsQUNOQt
衣装を着たアイドバさんは「コスチュームのデザインは開会式当日まで厳重に秘匿にされた。この傑作は私の期待をすべて上回りました」とコメントした。
東京大会でもカザフスタンの旗手の衣装は世界中で称賛を浴びた。ルイパコワさんは着た衣装には独特な刺繡(ししゅう)が施され、ティアラのような装飾品とイヤリングも身につけていた。折しも会場では人気ゲームソフト「ファイナルファンタジー(FF)」の音楽が流れていたことから、「リアルFF」などと喜ぶ投稿も相次いだ。
#teamkz flag bearers in Tokyo 2020 Opening Ceremony 😍😍😍
— Kazakhstan Olympic Team (@olympic_kz) July 23, 2021
#東京2020 #Tokyo2020 #OlympicGames #Olympics #OpeningCeremony pic.twitter.com/non7vym0YE