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英語で自己紹介して自分をアピールしよう

マンガでわかる外国人との働き方 更新日: 公開日:

ある日突然、あなたの上司に英語しかわからない外国人が来たら。または、クライアントの担当者が外国人になったらどうでしょう。あいさつに始まり、会議で意見を言う時、間違いを指摘する時、何と言うのが適切か、自信ありますか?職場だけでなく、東京五輪を前に、様々なシチュエーションで英語で表現する機会が増えています。そんな「外国人と働くときのあるある」にどう対処すればよいか、経営コンサルタントのロッシェル・カップさんと、大手外資系IT企業のエンジニア、千代田まどかさんがマンガで教えてくれます。<第1回/全4回>

新しい職場に赴任し、新しい人と出会う際、きちんと自己紹介をすることは非常に重要です。日本人は英語で自己紹介をする時、緊張して、素っ気ない挨拶をしてしまうことがよくあります。しかしそれでは外国人に誤解されたり、低く評価されたりする可能性が高くなってしまいます。せっかくの機会ですので、上手に自己紹介をして、相手に良い第一印象を与えましょう! 

名前を覚えてもらいましょう!

自分の名前をはっきりと相手に伝えることはとても重要です。外国人の多くは日本人の名前に馴染みがないので、相手に自分が何と呼ばれたいかを明確に伝えるといいでしょう。外国人にとって日本人の名前(特に男性の名前)は長く発音しづらいので、多くの日本人はより短いニックネームを使います。例えば、宏昌(ひろまさ)をヒロや健太郎(けんたろう)をケンというように、名前を短縮して使います。尚、葵のように外国人が聞いたことのない可能性のある名前である場合は、その都度発音を説明してあげましょう。

「ちなみに私の名前( アオイ) のように、母音の連続したものは、英語ネイティブの人は発音しにくいらしいです。ちゃんとハッキリと発音すればよかった。私の名前、覚えてもらえる日は来るだろうか…」

謙遜的な表現は誤解されやすい!

日本人同士では、謙遜的な表現がとても良いとされていますが、外国人相手の場合逆効果になってしまう危険性があります。

自分に関して否定的なことを言う人は、外国人の目には自信がないように映ります。そのため、自己紹介の中で謙遜的、または否定的なことを言わない方がいいでしょう。

自己紹介は自己アピールのチャンス!

自己紹介は自分のイメージを形作り相手に印象付ける機会ですので、積極的に自分の長所を説明しましょう。例えば、自分の専門、特技、勤務年数、資格、実績などを宣伝するのが効果的です。例えば、I have ten years of experience.(10 年間の仕事経験を持っています)や I know how to program in C#.(C# のプログラミングを知っています)のように具体的に自分の長所を挙げてみましょう。

ポジティブな表現を使いましょう!

日本語には「よろしく」という便利な表現がありますが、英語にはそれに100%相当するものはないので、その場面に合う言い方を選ぶ必要があります。自己紹介の際に使えるものとしては、I’m looking forward to working with you.( 一緒に働くのを楽しみにしています。)やI’m really glad to join this team!(このチームに入ることができてとても嬉しいです)、などがあります。大切なのは、ポジティブな表現を使って、いい雰囲気を出していくことです。



この記事は『マンガでわかる 外国人との働き方』(ロッシェル・カップ、千代田まどか共著、えんぴつ作画、株式会社スポマ編集、秀和システム)の転載です。