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韓国で深刻なPM2.5、屋内のカフェでも「非常に悪い」

東亜日報より
©東亜日報
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「お母さん、もうマスク外していい?」

3月4日午前、ソウルの地下鉄5号線光化門駅の中に入った子どもが、母親に聞いた。母親はもう少し着用しているように言った。賢明な選択だった。この日午前11時半、ソウルの平均の超微細粉塵(PM2.5)の濃度は129㎍(マイクログラム)/㎥(以下、/㎥は省略)だった。しかしながら、同じ時間、東亜日報の記者が光化門駅のプラットホームで直接測定したPM2.5の濃度は、なんと239㎍だった。この日ソウルでPM2.5の濃度が最も高かった地域の冠岳区(164㎍)よりも75㎍も高かった。取材陣が使用した測定機器は米国のTSI社の「ダストトラック8530」で、韓国環境公団など政府機関が使用しているものと同じだ。

地下鉄駅のプラットホームだけでなく、市民が日常的に多く行き交う屋内の空間も「安全地帯」ではない。午前11時、ソウル市西大門区のAファーストフード店内のPM2.5の濃度を測定した結果は151㎍だった。昼の12時半に測定したソウル市龍山区のBマート内のPM2.5の濃度は、一つ目のドアを入ったところが149㎍、二つ目のドアを通過すると66㎍だった。二重ドアの中は濃度がかなり低くなったが、それでも「悪い(36~75㎍)」レベルだった。午後1時に測定したソウル市中区のCカフェ内の濃度も142㎍で、「非常に悪い(76㎍以上)」を記録した。

首都圏と忠清圏は史上初の5日連続非常低減措置(高濃度のPM2.5が一定期間持続する場合、PM2.5を減らすため車や工場などからの大気汚染物質排出を減らす措置)を発令した。済州島では非常低減措置が発令されたのは初めてだった。

(2019年3月5日付東亜日報 カン・ウンジ記者)

(翻訳・成川彩)