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【関連記事】コロナ感染した記者の5年後 トレーニングで「におい」は戻るのか

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嗅覚障害がある人向けの「スメルトレーニング」用の小瓶を嗅ぐトマス・フンメル博士=ドイツ・ドレスデン、今村優莉撮影

新型コロナウイルスの症状のひとつ、嗅覚障害は、①本来よりも弱くにおう②違うにおいがする③ないはずのにおいを感じる、の3つにわけられます。コロナでは30歳以下の若い人がより多くこの障害に苦しんだことが分かっています。5年前、コロナに感染し、嗅覚障害を経験したわたしは、今も一部のにおいが戻ってきません。嗅覚のメカニズムをもっと知るために、嗅覚研究の総本山ドイツ・ドレスデンに飛びました。