「まるで雪のよう」白のジャカランダも満喫
アフリカを旅する
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春を迎えた南アフリカで、今年も紫色のジャカランダの花が至る所に咲き誇っています。 昨年の同じ時期にも紹介しましたが、別のお花見ポイントを見つけようと、「ジャカランダシティー」とも呼ばれるプレトリアに何度か足を運びました。
治安がさほど良くない南アフリカですが、「世界三大花木」と呼ばれるジャカランダを見ようと、この時期はプレトリアを訪れる旅行者の姿をよく見かけます。 大統領官邸があるユニオンビルそばでも、中国人の団体客に混じって、日本の旅行者が写真撮影を楽しんでいました。
ウォータークルーフ地区のミルナー通り周辺では、手狭な道路の両脇からジャカランダの木が中央に伸び、紫色のトンネルをくぐったような気分に浸れました。一方、昨年紹介したレストラン「ハリーズパンケーキ」そばでは、別の木が周りに植えられてしまい、見栄え的に少し残念な感じになっていました。
日本大使館からほど近くにあるハーバート・ベーカー通りでは、白色のジャカランダが満喫できます。知人に場所を教えてもらって現地に向かうと、満開に咲いた花びらが辺りに散り始めていました。居合わせた白人の女性に「美しいですね」と声をかけると、「本当にゴージャス。まるで雪のようね」と笑みを浮かべていました。