南アフリカは春爛漫 桜のように咲き誇るジャカランダにうっとり
アフリカを旅する
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南半球にある南アフリカは、今が「春」にあたります。長袖のシャツ1枚でちょうど良いくらいの気温です。この時期に観光客をひきつけるのが、ジャカランダと呼ばれる樹木。「世界三大花木」とも呼ばれ、紫色の花が咲き誇ります。
中でも、南アフリカの行政首都になっているプレトリアは、約7万本のジャカランダが街頭に植えられ、「ジャカランダシティー」とも呼ばれています。日本の桜を見られない私にとって、この時期のジャカランダは最高の癒やしです。
個人的なお勧めは、以前にも紹介した人気パンケーキ店「ハリーズパンケーキ」周辺のジャカランダ。店がある通り沿いには多くのジャカランダが植えられ、テラス席からは紫色に染まるジャカランダの花を見ることができます。
私が訪れた今月18日には、白人や中国人の観光客がパンケーキを食べた後、店のそばのジャカランダの前で写真撮影をしていました。
ちなみに、ジャカランダはケニアやルワンダでも咲いています。南アフリカの隣国ジンバブエの首都ハラレでは、道路の両端に植えられたジャカランダの花や枝が重なり合い、「ジャカランダの傘」と呼ばれていました。
国や地域、季節によってジャカランダの開花時期は少しずつ違うので、訪れる際は事前リサーチが必須です。治安が悪いというイメージが付きもののアフリカですが、豊かな自然は魅力の一つです。