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南アフリカのガーデンルートを疾走 絶景と野生動物を一気に満喫

アフリカを旅する
南アフリカ南部のワイルダネスという街の高台「マップオブアフリカ」近くから見たガーデンルート。海岸沿いに国道があり、旅行客向けのロッジも立ち並ぶ=3月31日、石原孝撮影

私が住んでいる南アフリカの魅力は、国立公園に生息する野生動物だけではありません。車を走らせれば、時に大きく波打つ浜辺や山岳地帯の自然の景観を堪能することもできます。

中でも地元の人に人気なのが、「ガーデンルート」と呼ばれるエリア。大まかに言えば、リゾート地として有名なケープタウンから東に千キロ近く離れたポートエリザベスまでの道のりのことを指します。

海沿いの街ジョージからオーツホーンに向かう道中=3月30日、石原孝撮影

道中は山林や湖、海岸が広がり、季節によってクジラの観賞ツアーも楽しめます。モッセルベイという街では、3千頭を超えるオットセイが生息する小島への玄関口。ボートで20分ほど揺られると、島をほぼ埋め尽くすオットセイの大群に出会うことができます。風向きによっては強烈な異臭が襲ってきますが、一見の価値はあります。

モッセルベイからボートで20分ほど行くと、小島を埋め尽くすオットセイの大群が見えてきた=3月29日、石原孝撮影

海沿いの街が多いこともあって、カキやエビ、ムール貝などの海鮮料理を出すレストランもふんだんにあります。私が宿泊したジョージという街のホテルスタッフのお勧めは、南アフリカ料理店「101MEADE」。魚介や牛ステーキ、南アフリカ産のワインも豊富ですが、私は、ダチョウのフィレステーキを注文。脂肪分が少なく、柔らかい肉質で、私が赴任中に食べたステーキの中でも、トップ3に入るほどの絶品でした。

そこから北上し、峠道を抜けると、ダチョウの飼育地として有名なオーツホーンにたどり着きます。日本の人気タレントがダチョウに乗った様子がテレビ放送されたこともある場所です。

オーツホーンのダチョウ農園にいたダチョウ =3月30日、石原孝撮影

ただ、複数の農園に確認すると、この数年でほとんどの農園は試乗体験を中止したとのこと。実施していても、体重制限を設けている所もありました。

農園関係者は「人間がダチョウに乗るのは残酷だとの声が強まってきた」として、動物保護が取りやめの理由だと語っていました。