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ザンジバル島の魅力は世界遺産だけにあらず 希少な動物と澄んだ海を満喫

アフリカを旅する
プリズンアイランド(監獄島)の浜辺には、観光客を乗せたボートが浮かんでいた=1月31日、タンザニア、石原孝撮影

アフリカ東部タンザニアのザンジバル島の魅力は、世界遺産のストーンタウンの街並みだけではありません。車やボートで少し遠出をすれば、希少な動物や透き通った海も堪能できます。

ストーンタウンから車で約50分。ジョザニフォレストという場所は、この島だけに生息すると言われている猿「レッドコロブス」が見られます。入場料を払うと、現地のガイドが他の客と一緒に森林内を案内してくれます。お目当ての猿は突然、現れます。体の大半は白い毛などで覆われ、顔や手足は黒く、目もまん丸でクリッとしています。

ジョザニフォレストに生息するレッドコロブス=1月30日、タンザニアのザンジバル島、石原孝撮影

私は午後2時ごろに着いたので5、6匹しか見られませんでしたが、ガイドの男性によると、「この周辺には2千匹以上が生息している。朝早く来れば、もっと見られる確率が高い」とのこと。そうは言っても、この辺りで見られるのは多くても数十匹くらいだそうです。

ほかにも森林内を歩いたり、熱帯地域に育つマングローブを見たりと、ツアーの所要時間は2時間ほど。歩く距離も長いので、小さな子ども連れの家族は、猿とマングローブの場所だけに連れていってもらうようにお願いした方がいいかもしれません。

ジョザニフォレストにあったマングローブの木々 =1月30日、タンザニアのザンジバル島、石原孝撮影

リゾート地ならではのホテルは、島の東部や北部に集中しています。現地のタクシー運転手も、「東部とかの方が海がきれい」と言っていました。私は仕事の関係で島の西側のストーンタウン内で泊まっていたので、残念ながら行けていません。

ただ、ストーンタウンからボートで30分ほど行くと、プリズンアイランド(監獄島)と呼ばれる小島があり、こちらの海もなかなかの透明度です。

桟橋から眺めるプリズンアイランド(監獄島)=1月31日、タンザニア、石原孝撮影

かつて奴隷貿易が盛んだった時代に奴隷が収容されていた場所ですが、当時の名残はほとんどありません。4㌦(約440円)を払えば跡地を訪れることができます。何十匹というアルダブラゾウガメも飼育されていて、餌もあげられます。1㍍以上ある亀がほとんどで、なかなかの迫力です。

プリズンアイランド(監獄島)で飼育されているアルダブラゾウガメ。観光客は甲羅に触ったり餌をあげたりしていた=1月31日、タンザニア、石原孝撮影

私は亀にキャベツをあげた後、桟橋にしばらく腰をかけ、海を眺めました。波の音を聞き、ボーッとするのは最高のひとときでした。ただ、その日の最高気温は30度超。日差しも強かったので、5分もしないうちに退散しました。