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What is Tokyo? と聞かれた時の答えは

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を探して
水面に反射する東京の夜景
水面に反射する東京の夜景

絶景プロデューサーの詩歩(しほ)です。

昨年末にJTB総研主催で「都市を愉しむグランドデザイン研究会」が発足し、その一員に任命いただきました。旅行業界の重鎮の方々が集うこの研究会ですが、「TOKYO」を観光地としてどう発信していくべきなのかを考えるために作られた、いわば「東京DMO」のような会です。
(DMO…Destination Management Organizationの略)

突然質問ですが、みなさんは海外の方から「東京って何があるの?」と質問されたら、なんと答えますか?

「えーっと、東京タワーもあるし、スカイツリーもある。浅草もあるし、渋谷もあるし、原宿もあるし…」と、ハッキリとしない回答になるのではないでしょうか。

実はわたしがそうでした。
スイスに行ったときに現地の人からこう問われ、「東京の魅力は◯◯!」と断言することができなかったのです。

代わりに東京に何度も来たことがあるインドネシア人の子が東京のプレゼンテーションをしてくれるという、恥ずかしい事態に…。しかしそのスイス人は、東京タワーや渋谷のスクランブル交差点について聞いてもイメージができなかったようで、最後まで東京に関心を持ってくれることはありませんでした。

とても悔しい思いをすると共に、「東京って旅人目線で見ると何があるのだろう」と、客観的な立場で考えさせられた体験でした。

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隅田公園から見た、スカイツリーと桜

観光客目線で見れば、ロンドンのシンボルは「ビックベン」であり、「歴史や文化の街」というイメージがあります。またニューヨークなら「自由の女神像」「高層ビルやネオンの街」、パリなら「エッフェル塔」「ファッションの街」等が、都市イメージとして認知されています。

しかし東京の場合、それらがふわふわした状態なのです。そのため「東京って、結局何があるの?」となってしまうのです。

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晴海埠頭にある「風のオブジェ」

私が考える東京の良さは、ひとつの都市の中に異なる文化をもった街が密集していることだと思います。これほど強い個性をもった街が密集している都市は、東京をおいて他にない。これがまさに東京の魅力だと思います。

しかし、マーケティングの観点で見れば「何でもある」は「何にもない」になってしまう。それをどう言葉やイメージとしてまとめていくか、それがこの研究会の一番のゴールかと思います。

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階段の奥にそびえる東京タワー

この東京の課題に気づいて以来、わたしは個人的に都内の写真スポットを巡るようになりました。東京にしかないユニークな風景を探したり、見慣れた光景を異なる視点で切り取ってみたり。「東京を撮るプロジェクト」と名付けてInstagramにもUPしています。

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豪徳寺の招き猫
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サンシャイン水族館の空飛ぶペンギン
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目黒川の桜の花筏

研究会はまだ前半戦のためこれからも継続しますが、個人的にも「What is TOKYO?」を模索していきたいな、と思います。

皆さんもぜひ、あなたなりの「What is TOKYO?」考えてみてはいかがでしょうか。