映画「パラサイト」どう撮った? ソウル近郊に展示館建設中
東亜日報より
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第92回アカデミー賞授賞式で四つのトロフィーを手にした映画「パラサイト 半地下の家族」の展示館が京畿道高陽市に建てられる。高陽市は徳陽区のアクアスタジオで撮影した「パラサイト」を記念し、9月までに展示館の工事を完了すると、5日、発表した。「パラサイト」は、アクアスタジオで俳優ソン・ガンホ(ギテク)の半地下の家や路地裏を作り、暴雨で一帯が浸水する場面などを撮影した。
展示館は、フォトゾーンや映像ゾーン、小道具ゾーン、出演俳優のハンドプリンティングなどで構成される。映画撮影時に使われた技術を再現する模型も入る予定だ。高陽市は周囲1キロに街路樹の公園を作り、アクアスタジオで撮影した映画「バトル・オーシャン 海上決戦」「TSUNAMI-ツナミ-」「国際市場で逢いましょう」「王になった男」のポスターを設置して観光客向けの展示も準備する計画だ。
高陽市は1500億ウォン(約135億円)をかけ、2026年までに徳陽区に24万6千平方メートル規模の映像文化団地を造成する予定だ。アクアスタジオを含む野外セットの制作所、南北映像コンテンツセンター、映像研究開発企業などが入る。イ・ジェジュン市長は「世界の人たちに韓流コンテンツに関心を持ってもらえるよう、映像文化団地をストーリーのある体験、展示、文化空間として作りたい」と話した。
(2020年7月6日付東亜日報 イ・ギョンジン記者)
(翻訳・成川彩)