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世界が注目する海洋プラスチックごみ、いま読んでおきたい記事5選

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山形県の海岸で回収されたマイクロプラスチック=諫山卓弥撮影

#1 プラスチックごみがハワイの海岸を覆う いったいどこから来たのか

リゾートアイランドとして知られるハワイは、東アジアからの海洋プラスチックごみが漂着しやすい場所でもあります。写真はハワイ島南端のカミロビーチ。記者がプラごみを回収する現地のボランティア活動に参加して考えたことは。

#2 プラスチックゴミ問題を解決する技術とアイデア アジアから続々発信中

Evoware社提供

「2050年には海洋プラスチックの重さが海の魚の重さを超えるかもしれない」。3年前、世界経済フォーラム(ダボス会議)で示された予測が世界に衝撃を与えました。この流れを変える「ゲームチェンジャー」を世界が探し求める中、アジアでも食べられる食品包装や1日で自然に還るレジ袋などさまざまなイノベーションが。バリ島を拠点に活動する社会起業家の濱川明日香さんが紹介してくれました。

#3 アメリカのリサイクルが行き詰まる

Scott McIntyre/©2019 The New York Times

先進国が排出する大量のプラスチックごみが自国で処理されず、中国を初めとするアジアの国々に「輸出」されていた実態が世に広く知られるようになったのは、中国がプラごみの受け入れ停止を表明してからでした。マレーシアやインドネシアなども次々に輸入禁止や規制強化を打ち出しています。

#4 サンフランシスコのスーパーから始まるおしゃれな「ゴミゼロ」運動

日本でも来年からレジ袋の無料配布をやめ有料化することが義務になりそうです。 持続可能な社会づくりの文化が根付くサンフランシスコでは、レジ袋はすでに過去の遺物。紙をつかった包装や自分で持ってきた容器に詰める量り売りなど、ごみを出さない知恵が当たり前の光景になっています。

#5 ストロー規制を大きく前進させた9歳の統計数字

ロイター

レジ袋と並んでプラスチックストローも、使用を禁じる企業が増えています。米メディアで広く引用されている「米国人が一日に使うストローは5億本」という数字、なんと9歳の少年が独自の聞き取り調査ではじき出した数字なのだそうです。いったいどうやって? ニューヨーク・タイムズが詳しくリポートしています。