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夜通し響くアフリカンポップスで寝不足気味 長距離バスで出張にトライ

アフリカを旅する
茶葉をむしゃむしゃ食べるサル。愛くるしい表情で何枚も写真を撮ってしまった=11月、石原孝撮影
茶葉をむしゃむしゃ食べるサル。愛くるしい表情で何枚も写真を撮ってしまった=11月、石原孝撮影

アフリカ出張の交通手段は、飛行機がメインになりがち。ただ、空の旅だけだと飽きてくるので、時間に余裕がある時は陸路で移動することもあります。

先日は、ジンバブエの首都ハラレから隣国の南アフリカのヨハネスブルクまで、長距離バスで戻りました。走行距離は約1100㌔。飛行機なら2時間以内で到着しますが、バスだと約17時間。料金は片道25㌦(約2840円)で、航空券代の10分の1ほどで済みます。運転手も2人いました。

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ジンバブエの首都ハラレから乗った長距離バス。大音量の音楽以外は、「意外」と快適でした=11月、石原孝撮影

ただ、車内では深夜でも大音量のアフリカのポップ曲や映画の音声が流れていました。各席の天井部分に携帯の充電器の挿し口があったのですが、隣に座る乗客の充電ケーブルが外れて私の頭に当たり、何度も起きてしまいました。

深夜2時過ぎ、南アフリカとの国境に到着。2時間弱は入国審査に取られました。「まだかな」と何度も時間を確認する私を横目に、我慢強い国民性で知られるジンバブエ人は、慣れた様子で淡々としていました。結局、予定より4時間以上遅れてバスは目的地に着きました。疲れがたまっていたのか、その日は夜7時から12時間も自宅で熟睡してしまいました。

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ジンバブエの首都ハラレから乗った長距離バスの車内の様子。天井部分から、携帯電話の充電ケーブルが何本も垂れていた=11月、石原孝撮影

陸路での移動は、疲れるだけではありません。思いがけない出会いもあります。コンゴ民主共和国から車でルワンダの首都キガリに向かっていた時は、国立公園の近くで茶葉をむしゃむしゃ食べるサルを発見。バナナ畑が広がる地方の景色も、長旅の疲れを癒やしてくれました。

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バナナ農園や畑が広がるルワンダ西部の村。車を止めてもらい、しばし景色を眺めていた=11月、石原孝撮影

もちろん、国によっては道路が凸凹だったり、犯罪に巻き込まれる危険性もあります。交通事故に遭う恐れも捨てきれません。陸路で移動する際は、安全第一で、くれぐれもご注意を。