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ツイッターCEOの写真がインドで炎上 社は軽率だったと謝罪

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ニューデリーの会合で学生達に講演するツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)。12日撮影(2018年 ロイター/Anushree Fadnavis)

[ニューデリー 20日 ロイター] - 短文投稿サイト、ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)がインド訪問中、ヒンズー教カーストの最高階級バラモンについて「バラモン的な家長父制を打ち砕け」と書かれたポスターを持った写真がツイッターに投稿され、「炎上」した。同社は謝罪した。

写真は、ドーシー氏が先週インドを訪問した際、女性記者、活動家、文筆家などと開いた会合に参加した記者の一人がツイッターに投稿。ドーシー氏が持つポスターには、女性がこの標語を掲げる絵が描かれており、多くのインド国民が気分を害した。

ツイッターの広報担当者は20日、ロイターへの電子メールで「ポスターに表現された心情は、企業としてのツイッター社もしくはCEOとしてのジャックの見解を反映したものではない。この写真が、洞察に満ちたインド訪問を台無しにしたのは遺憾だ」と表明した。

広報担当者によると、ツイッターが主催した会合で、ある女性がカースト制度の外にある不可触民としての自身の経験を語り、会合の最後にこのポスターをドーシー氏にプレゼントしたという。

投稿された写真を見て、数人の著名インド人がバラモンに対する「ヘイト(憎悪)を扇動」したとしてドーシー氏を批判した。

ソフトウエア大手インフォシスのT・V・モハンダス・パイ元最高財務責任者(CFO)は「もしジャック(ドーシー)が明日、会合で反ユダヤのメッセージが書かれたポスターを渡されたら、彼のチームは彼がそれを掲げるのを許すのか。それとどこが違うのだ。いかなるコミュニティーに対しても、ヘイトを喚起するのは間違っている」と投稿した。

ドーシー氏のインド訪問に同行したツイッターの法律・政策・信頼・安全責任者、ビジャヤ・ガッデ氏は19日「非常に心苦しく思う。これはわれわれの見解を反映したものではない。いただいた贈り物とともに個人的な写真を撮った。思慮が足りなかった」とツイッターに投稿し、謝罪した。

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