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ビジネス環境の激変 CEOは途方もなく大きなリーダーシップの課題に直面している

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ドイツ・ベルリンで新型コロナウイルスが流行する中、勉強する息子と一緒に自宅で仕事をする男性=2020年3月、ロイター(写真はイメージ)

"With Business Turned Upside Down, CEOs Face Monumental Leadership Challenge"

3月22日付 ウォールストリートジャーナル紙

新型コロナウイルスの影響で、アメリカの企業はオフィスや工場、小売店舗を閉めることになったため、何千万もの人々が家からテレワークをするようになった。こういったbusiness as usual(平常どおりの業務)ではない状況の中で、企業のトップはmonumental(巨大な)課題に直面している。世界がまるでturned upside down(上下逆さまにひっくり返った)中、リーダーシップを取ることが期待されている彼らだが、それは簡単なことではない。この記事は、アメリカの企業のCEO(最高経営責任者)たちがどのようにこの問題に対処しているのか、その方法を紹介している。

まず、彼らは外出を自粛してホームオフィスで働いているので、従業員と離れた場所にいることによるコミュニケーションの問題に直面している。対策として、多くのCEOはコミュニケーションの量をramping up(増加している)。毎日、全社員に対してメッセージを送ったり、オンラインでtown hall(従業員会議)を開催したり、自分の自宅待機生活の体験談や写真を見せたりしている。

たくさんコミュニケーションをすることによって、rank-and-file(一般従業員)が抱いているネガティブな感情(混乱、不安、孤独感)に対応しようとしている。これはまた、reassurance(安心感)を与える目的もある。従業員との電話会議では、仕事の話だけではなく、個人の悩みに関する相談も交わされている。「こういった人間的な面は極めて大事」と一人のCEOは言う。一人一人の社員に電話して、彼らの様子を確認するCEOもいる。

職場で起こるhuman connection(人とのつながり)をバーチャルで再現しようとしているCEOも少なくない。社員が参加するオンライン飲み会を開いたり、従業員がカクテルの作り方をお互いに教え合ったりするようなカジュアルなオンラインコミュニケーションは、いつもはオフィス内で培われるcamaraderie(仲間意識)を離れた場所でも味わえるようにしている。

コロナウイルスの影響は会社によって違う。打撃を受けて従業員を一時解雇しなければならない会社がある一方、日々増加する注文に必死に対応している会社もある。後者の場合、従業員をrally(一丸にする)必要がある。

あるCEOは、「従業員の安全を守ること」の重要性をこう説明している。「彼らが安心して会社に面倒をみてもらい、会社が彼らをhave their back(バックアップしている)と感じられるようにする必要がある」。このようなことを会社側がすることは、コロナ危機が続く中では特に重要であり、全ての企業のCEOに同じようなことを期待したい。