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2030年、世界の空に バイオジェット燃料を

PR by 日本航空

世界をつなぐグローバル企業として、地球温暖化の主要因といわれる二酸化炭素(CO2)の排出抑制に早くから取り組んできた日本航空(JAL)。同社が次世代の、これまで以上に抜本的なCO2排出量抑制の取り組みとして注力しているのが、「バイオジェット燃料」の利用促進だ。このプロジェクトの意義と進捗について聞くため、航空業界の仕事やエネルギーのサステナビリティに関心の高い学生たちが同社を訪れた。

ブランド・コミュニケーション担当の松尾知子さんと、調達本部燃料グループの平野佳さんに格納庫やJAL SKY MUSEUMを案内してもらった3人。「バイオジェット燃料は、都市ゴミなど地球上で一旦利用したものや成長過程でCO2を吸収したものからつくられます。新たなCO2発生源となる原油を採掘しないので、現在使用している燃料と比べて地球上のCO2排出量が抑制されます」

JAL国内線に9月から導入されるエアバスA350は、軽量化により燃費が大きく向上。機体を日本に運ぶ際にはバイオジェット燃料が使用された

解説を聞いたのち、それぞれが関心のあるテーマを質問していく。「バイオジェット燃料の利用がかえって森林伐採につながることはないですか」(明治大学・樋山輝さん)。「その懸念は確かにあるので、原料までさかのぼって調べるなど、常にサステナビリティの観点をもって調達しています」。「燃料の製造施設をJALが自前で持つ予定もありますか」(中央大学・杉山麻子さん)。「そのような選択肢も含めて、早期に実用化していくためには、どんな方法が一番良いかを考えながら取り組むことが大切だと考えています」。「他社との連携を進めることが、バイオジェット燃料実用化の鍵を握るのではないですか」(今秋から航空大学校に進学予定・帆士大貴さん)。「重要な鍵だと私たちも思います。多くの人と協力しながら、つくって・買って・使うという流れを確立することが必要です」。明快に答えるふたりの言葉に、どんどん引き込まれていく学生たち。

衣料品の綿からバイオジェット燃料を生成する過程をミュージアムで紹介

「私たちは、ユーザーとしてバイオジェット燃料実用化への取り組みの『意志』を明確に示し、様々な業界との連携を積極的に行なっていくことが大切と考えています」。平野さんの言葉に、その場の誰もが深くうなずいた。

空港内のオフィスは学生たちにとってすべてが新鮮

樋山 輝さん (明治大学4年)
もしも自分が旅行に行くとき、「この飛行機は都市ゴミからつくった 燃料で飛んでいます」なんて聞いたらきっとワクワクすると思います (笑)。選べるのなら選んで乗りたいぐらいです。バイオジェット燃料はまだコストが高いそうですが、サステナビリティに貢献するのなら 自分の負担が多少増えてもいいと考える人はいるはず。いろんな選択肢が増えてほしいと思いました。

帆士大貴さん (航空大学校入学予定)
この秋から僕は航空大学校でパイロットをめざします。運航方式等により、燃料の使用を減らしCO2の排出を抑えられると知り、パイロットの責任は大きいのだとあらためて感じました。バイオジェット燃料は、なるべく早く本格的な利用が広がってほしいと思います。そのためには航空会社だけでなく、多くの人を巻き込んでいくロードマップが必要ではないかと感じました。

杉山麻子さん (中央大学3年)
私はジャーナリズムを専攻しているので、今回の訪問ではJAL という企業の姿勢や考え方を知ることもひとつの目的でした。フライト中のCO2排出を減らすため、飛行機に積み込む食器ひとつまで軽量化に取り組み、省エネに努めているという話にはとても驚きました。まだハードルが高いというバイオジェット燃料100%のフライトも、 JALならいつか実現してくれる気がします。

(左から)樋山 輝さん、帆士大貴さん、杉山麻子さん

松尾知子さん(日本航空株式会社 コミュニケーション本部)
私たちJALは、2009年にカメリナという植物を主原料にした燃料でのフライトに世界で初めて成功し、その後はシカゴ・サンフランシスコから日本までのバイオジェット燃料飛行も実現しました。現在は、全国から集めた衣料品の綿を原料に、バイオジェット燃料をつくりチャーターフライトを実施するプロジェクトが進行中です。2020年中の実現を目指しています。

平野 佳さん (日本航空株式会社 調達本部)
バイオジェット燃料は欧米で先進的に製造が開始された段階です。現在使用している燃料と同じように製造・使用されるようになる将来を見据えて、原料調達やコストなどの課題を解決していくために、業界を超えた連携を行なうことが不可欠だと考えています。リーディングエアラインとして先頭を切ってバイオジェット燃料の実用化を進めることで、環境負荷低減に貢献していきたいと思います。

(左から)松尾知子さん、平野 佳さん



本特集は朝日新聞GLOBE9月号の広告特集「大学生と考えるSDGsのいま」からの転載です。

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