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ゲーム会社員と大学院生 北欧ではく二足のわらじ @ストックホルム

私の海外サバイバル 更新日: 公開日:
ストックホルム市内が一望できる丘から

私のON

ストックホルムで、会社員と学生という二足のわらじを履いています。 会社員としては、IT関連会社で、「クイズクラッシュ」という対戦型クイズゲームの日本語翻訳や、日本市場のマーケティングを担当しています。このゲームはシンプルさが人気で、携帯電話アプリとして、世界20カ国以上で6000万ダウンロードを記録したんですよ。でも、日本では、ゲーム文化の違いもあるためか、「まだこれから」という感じです。

「本業」はストックホルム大学大学院の修士課程で、若者の政治参加などの研究をすることです。日本の大学にいたときに、若者の政治・社会参画支援などに興味を持ち、先進地である欧州の取り組みに注目してきました。ドイツでは若者政策の国際NGOに勤務して実務に携わりました。ライフワークとして続けていこうと思っています。こちらは物価が高いのですが、自炊などして節約し、なんとか学業と仕事を両立させています。

私のOFF

夏は日が長いので、街を見下ろせる丘でぼーっとしながら、ゆっくりストックホルムの風景を眺めるのが好きです。でも、冬は日照時間が短いのでつらいです。12月は朝8時になっても日の出前で真っ暗。午後2時には日が沈み始めるので、お酒でも飲まないとやっていられない、という感じです。

スポーツクラブやジムで運動をして息抜きもしています。ただ元々腰痛持ちで、9月にバレーボールをしていたら、着地のときに腰を痛めてしまいました。2日後にはベッドの上から動けなくなり、自分で救急車を呼ぶ羽目に。まさに「ヘルプ ミー」という状態で冷や汗ものでした。ドイツにいた時も同じような経験をして、もうこりごりです。腰痛対策として、最近、ヨガを始めたところです。

(構成 GLOBE記者 杉崎慎弥) 

もろずみ・たつへい

1988年に新潟県で生まれ、長野県で育つ。静岡県立大学在学中に、若者の政治参加や社会参画を促す活動に興味を持ち、先端地域であるストックホルムに留学した。