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KOSEN 高専、60年後の覚醒

「KOSEN」は、「KOBAN(交番)」「SUSHI(すし)」などに続く、日本語に由来する国際語です。中学校を卒業した若者を5年間、大学並みの専門知識を持つ技術者に育てる高等専門学校(高専)。日本で生まれたその教育システムが、各国の人材獲得競争のなかで、脚光を浴びています。アジアでは、海外版KOSENの教育も始まり、日本国内では、モノづくりの技術者の人材育成に加え、起業家を養成するプログラムも進化しています。最初の高専ができて今年で60周年。国内外の最新事情を取材しました。(6月5日から順次配信します)