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韓国の夏の映画館、コロナショックから再起できるか

東亜日報より
ゾンビ、アクション、北朝鮮などのキーワードが飛び交う夏の映画の中から、観客は何を選択するだろう。カン・ドンウォン主演の映画「半島」=NEW提供

1年で最も映画館の観客数が多い7月末から8月初めに公開する新作映画のラインナップが見えてきた。新型コロナウイルス感染症の影響で公開時期を逃し、混戦の末、公開作が決まった。

早くから7月公開を決めていたヨン・サンホ監督の新作「半島」は広報スケジュールを進めている。1000万人を超える観客を動員した映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016)の続編「半島」は、新型コロナで授賞式を見送ったフランスのカンヌ国際映画祭に公式招待作として選定された。16日に開かれたオンラインの制作報告会でヨン監督は「『新感染』と同じ時間帯に起きたある家族の脱出劇。『新感染』を撮る時にロケハンで見た多くの廃墟が『半島』の出発点だった」と話した。

「1000万俳優」ファン・ジョンミン主演の「ただ悪から救いたまえ」も8月に公開する。殺人の依頼を受けたがために新たな事件に巻き込まれるキラー、インナム(ファン・ジョンミン)と復讐のために彼を追う追跡者レイ(イ・ジョンジェ)の死闘を描いたアクション映画だ。映画「新しき世界」以降、7年ぶりに二人の俳優が共演した。全体の8割以上をタイなど海外で撮影し、異国的な雰囲気も期待できる。

「鋼鉄の雨」を作ったヤン・ウソク監督の新作「鋼鉄の雨2:首脳会談」も公開される。前作に続き、朝鮮半島をめぐる状況を扱った。南北関係が緊張状態にあるなか、観客の反応が注目される。平壌で開かれた米朝韓首脳会談中に北朝鮮軍のクーデターが起き、3国の首脳が北朝鮮の核潜水艦に拉致される。チョン・ウソン、クァク・ドウォン、ユ・ヨンソクの演技対決も見ものだ。

クリストファー・ノーラン監督の新作「TENET テネット」がこれらの韓国映画と競い合う。「テネット」は来月31日、北米での公開が決まり、国内でも近い時期に劇場で見られるだろう。第3次世界大戦を防ぐためのスパイ活動を描き、ノーラン監督の得意技で時間を縦横無尽に行き来する。配給のワーナー・ブラザーズ・コリアは、公開を前にノーラン監督の「ダークナイト」3部作を24日から再公開する。

夏公開が予想されていた「モガディシュ」「英雄」「勝利号」は秋か年末に公開を延期する。

(2020年6月23日付東亜日報、イ・ソヒョン記者)

(翻訳・成川彩)