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ライフデザインを描いて「自分らしい働き方」を見つけるヒント

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ライフステージの変化がキャリアに与える影響

出産・育児や介護を理由とした離職や休職、そして病気後の復職のしづらさなど……。ライフステージの変化に応じて働き方を考えることは多くのビジネスパーソンにとって切実な問題だ。日本において、特に女性のワークスタイルがライフステージの変化によって影響を受けていることをあらわす如実なデータがある。

女性の年齢階級別就業率の推移(総務省「労働力調査(基本集計)」より作成。労働力率は、「労働力人工(就業者+完全失業者)」/「15歳以上人口」×100

女性の年齢別の労働力率をグラフで見ると、20歳代でピークに達した後、おおよそ結婚・出産期にあたる年代に落ち込み、また育児が一段落した時期にまた上昇する。いわゆるM字カーブといわれるグラフの形だ。

近年、M字カーブの底は浅くなり台形に近づいてきている。30歳代の出産・育児期にも働ける環境が整ってきているといえるが、欧米諸国にはまだまだ及ばない。スウェーデンやフランス、アメリカのグラフを見ると、逆U字型のカーブを描いている。

女性の年齢階級別労働力率の国際比較/日本は総務省「労働力調査(基本集計)」(平成30年)、フランス・スウェーデンはILO「ILOSTAT」(2018)より作成。

日本でもM字型は改善されつつあるが、出産・育児・介護などがキャリアに与える影響はまだ大きい。理想とするキャリアとのギャップを感じている人が多いのが実情だ。

そこで、ライフステージに変化があっても自分らしく働くふたりのビジネスパーソンに「ライフデザイン」について聞いてみると、柔軟な働き方を認める企業の文化と、本人たちが理想的な働き方を考え主体的にチャレンジする姿勢にヒントがあることが見えてきた。

「成長したいから」働く環境をかえる

シンガポールオフィスより東京の会議に参加する上野由美さん(2020年1月当時)

今年の年始までシスコシステムズのシンガポールオフィスで働いていた上野由美さん。シンガポールからアジア圏全体のセールスプログラム、キャンペーンなどの推進を行っていた。当初は日本から同じ業務を行っていたが、家庭と仕事のバランスを見据えてシンガポールでの生活を決めた。ふたりの子どもと夫の家族4人でシンガポールに暮らしていた。シスコにはエンジニアとして入社したが、その後プロダクトマネージメントや営業職などを経てシンガポールに移住した。

シスコではいわゆる会社都合の人事異動はほとんど無く、多くは「オープンポジション・システム」という社内公募にて新しいポジンションに異動する事が出来る。彼女はその機会を積極的に活用し、新たな職種にチャレンジをしてきた。

「常に成長していたいんです。すごく大変な仕事でも、ずっとやっていると慣れがでますよね。私は多少余裕が出てくると危機感を感じてしまうんです。仕事の中で成長する喜びが感じられないと面白くないので、慣れたかな……と思うと、次に行きたくなる性分なんです(笑)」

日本からアジア圏全体を統括する仕事の中で、海外出張も多く移動の時間など家族への負担も多く掛かっていた。そんな中、シンガポールオフィスでの勤務の話が上がり、仕事内容は同じだが、環境が大きく変わることに魅力を感じ、新たなチャレンジを求めて家族でシンガポールへ行くことにした。

制度やツールを活用して従来の働き方に縛られない

アジア市場の販売パートナー向けサミットで登壇する上野さん

「シンガポールへ来て大きく変わったのは、何と言っても生活面です」と上野さんは言う。

「私は日本でもベビーシッターを雇って子どもの保育園の送り迎えをお願いしていたんですが、日本では子育てをしながらも思い切り働く環境がまだ整っていません。でも、こちらは違います。シンガポールは共働きが基本なので、住み込みのヘルパーさんがいることも多いです。人の手を借りて子育てをするのが当然なので、女性にはとても働きやすい環境なんです」

またシンガポールは2014年より国家戦略としてデジタルイノベーションを推進しているので、デジタル化が日本よりも進んでいる。当たり前のように様々なサービスがスマホから出来る上、どのサービスも決して高くない。働く女性には嬉しいかぎりだ。さらに、シンガポールからはアジア各国への出張に気軽に行けることも大きなメリットだった。

「日本からの海外出張だと日帰りはなかなか難しいです。でもシンガポールからならマレーシアは日帰り、タイも一泊で済みます。そのおかげで東京にいたときよりも家族と一緒に過ごす時間が増えて、出張と家庭のバランスがより良くなりました」

シスコ社員で組み立てた自転車をインドネシアの小学校へ寄付する前に試運転する上野さん

業務では日本も含め、各国の関係者との打ち合わせはテレビ会議を使うことが多い。そのほかにも、同社が開発したビジネスチャット「Webex Teams」を使って日々スタッフとコミュニケーションをとっていた。「まずは対面して面識を持ち、そのあとにチャットでコミュニケーションを補填していくのが理想的です」と言う。出張先で初めて関係者と対面しても、すでにビデオ会議で顔を合わせていることで交渉もスムーズになる。遠隔コミュニケーションツールと実際に“会う”コミュニケーションをミックスして関係を深めている。

常に自分が主体となってキャリアプランを考え、ステップアップを見据えて仕事を選んでいく。

「私が特別なわけではなく、同じように考える人は周りにもたくさんいます。入社した頃と比べると今は本当に柔軟に働けるようになりましたし、在宅勤務も存分に活用されています。マネージメントの方々の意識が変わってきたのも大きいですね。以前は目の前で部下が仕事をしていないと不安だったのかもしれませんが、今は制度やツールに支えられ、従来の働き方に縛られなくなってきているんです」

働きたい人がとことん働ける。上司からの命令ではなく、自らの意思でキャリアを構築できる。そんな自由があり、また「ライフデザイン」や「働きがい」を真摯に考えてチャレンジするからこそ、上野さんは生き生きと働いている。

「自由」を支えるために不可欠なこと

シスコ名古屋オフィスに勤務する小川奈夏さん

名古屋オフィスで働く小川奈夏さんも、自ら望んで東京オフィスから名古屋へ異動した一人。きっかけは結婚だった。

「夫が名古屋で働く事になったのです。そんな中、幸いシスコには名古屋オフィスがあったので、『名古屋で結婚生活とともに働きたい』と上司に相談しました。すると結婚をとても喜んでくれて、『名古屋に東京と同じ部署はないけれど、それでも大丈夫なら相談してみるのでチャレンジしてみては』と言ってくれたんです」

小川さんは新卒で入社以降サービスプロバイダー部門で働いていたが、これを機に新たな挑戦をしてみるいいチャンスだと思った。聞けば、名古屋では自治体や大学、病院を担当する公共部門のポジションに空きがあるという。

会社との調整を重ね、最初の6か月は大阪でシステムエンジニアとして働き、その後名古屋オフィスへ行くことが決まった。異動が実現するまで1、2年はかかると思っていた小川さんは面食らった。「こんなに早く決まるなんて」。上司との面談から3カ月後には具体的な引っ越しの手続きの話をしていた。

2児の母でもある小川さん。産休と育休をへて、職場復帰をした

結婚し、名古屋に異動してからも働き方は基本的には変わらない。

「2015年と18年に子どもが生まれました。それぞれ1年間産休・育休をもらい働き続けています。子どもが生まれてからはつくづくこの会社でよかったと思いましたね」

シスコの柔軟な働き方が、2児の母として働き続ける小川さんを大きくサポートしてくれているという。シスコではここ何年も産休・育休からの復職率が100%となっている。これは多くの社員が、裁量労働制で働いている事が大きく影響しているようだ。

「大きいのは、出社や退社時間が決まっていないこと。復職後も時短ではなくフルタイムで働いていますが、打ち合わせがなければ17時には退社していますし、朝も出社時間が決まっていないので、保育園の送り迎えはとても助かります。家族の状況に合わせて在宅勤務をしたり、忙しいときは子どもを寝かせてから仕事をしたり、朝早く起きて仕事をすることもできます。限られた時間を有効的に使えるので、とてもありがたいです。そのような私の働き方を理解して受け入れてくれている上司や同僚の存在も大きいです。北陸など名古屋以外のお客様も担当していて、小さい子供がいると出張がなかなか難しい時もあるのですが、その場合は、営業さんがポータブルタイプのテレビ会議システムを持ってお客様先に行き、私は名古屋から会議に参加させていただくこともあります」

そんな働き方ができるのは、仕事ができる環境と、なによりも「柔軟な働き方を受け入れる文化」が整っているから。どこからでも安全に接続ができ会社のデータにアクセスできるのはもちろんのこと、自宅や社外からビデオ会議に参加できるツールも整備されている。そしてそんな柔軟な働き方を多くの社員が実践している。

「シスコに入社したのも、自由さに惹かれたのが理由の一つでした。結婚しても、子どもを出産してもずっと働き続けたかったので、それができる環境が整っているのが魅力だったんです」と小川さんは言う。

自由で柔軟な働き方が出来るためのツールがあることは大事だが、それ以上にそれを受け入れる会社としてのカルチャーや制度が大事だと言う。それぞれが事情に合わせて働いているという「違い」を理解して受け入れることはシスコのみならず、これからはどの企業にとっても大切になる。

またそういった働き方をするためには、社員それぞれが自分の働き方に責任を持つという事も大事になる。シンガポールの上野さんも名古屋の小川さんも、自らの意思でチャレンジすることでキャリアを構築してきた。それぞれが責任感を持ち、主体的に動くことで、自分の求める「ライフデザイン」が可能になる。

ライフステージの変化に応じて働き方を考えること。そして一人ひとりが心地よく、自らの力を出せるツールや企業の文化を含めた環境があるということ。それは「自分がどう働きたいのか」という問いへの答えの幅を広げ、自らの「ライフデザイン」にあわせた働き方への力となる。

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