台湾の最新技術を体感できる「2023台湾エキスポ in 日本」(主催:台湾経済部国際貿易署、台湾貿易センター)が11月9~11日に、東京新宿住友三角広場(新宿区西新宿2丁目)で開かれる。10~18時まで(11日のみ17時まで)。入場無料。
台湾エキスポは2017~22年まで東南アジアで計17回開催され、2022年にはアメリカで開催された。デジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーントランスフォーメーション(GX)における日本と台湾のさらなる産業協力を目指し、日本で初めての開催となった。
「DXとGXがサステイナブル・スマートライフを作る」がテーマで、環境に優しいモビリティーやメタバースなどを使った持続可能なライフスタイルを提案する。
目玉は「福熊くんの家」だ。台湾エクセレンス公式キャラクター「福熊くん」の家に見立てた空間で、台湾企業の技術で実現できる環境に優しい「スマートライフ」を体感できる。
エリアは、光のマジカル体験、バーチャル試着室、Taiwan Excellence World VR体験の3つに分かれている。
・光のマジカル体験:スマート調光液晶パネルとフィルムを組み合わせた採光を体験できる。室内で快適な光を確保できるだけでなく、建物全体のエネルギー消費量を削減でき、温暖化ガスの排出量も減らせるという。
・バーチャル試着室:台湾の大手繊維メーカーが提供するバーチャル試着室では、自分のかわりに、デジタル上の分身であるデジタルツインが試着してくれる。
・Taiwan Excellence World VR体験:「VRChat」というソーシャルVRプラットフォームによる仮想空間で、ゲームやアトラクションで遊びながら、台湾や台湾製品を体験できる仕掛けだ。
台湾で革新的な商品に贈られる「台湾エクセレンス」を受賞した47ブランド76の製品の展示もある。また、台湾企業約70社が参加する商談会も連日開催される。
10日(金)14時~14時30分には、俳優の速水もこみちさんが台湾との縁や台湾料理について語る「速水もこみち台湾トーク」、14時30分~15時には、台湾エクセレンス受賞製品を体験しながら紹介する「速水もこみちの #すごいぞ台湾」が開かれる。
台湾のテクノロジーや文化、グルメまで体験できる台湾エキスポに出かけてみませんか?