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MLB=キューバ人選手、亡命せずにメジャー契約可能に

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キューバ国内で練習する選手たち。2017年5月にハバナで撮影(2018年 ロイター)

[ニューヨーク、ハバナ 19日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)とキューバ野球連盟(FCB)は19日、キューバ人選手が亡命しないままでも北米の球団と契約可能にすることで合意したと発表した。

この合意により、1959年のキューバ革命後では初めてキューバ人選手が亡命の危険を冒すことなくMLBチーム入りすることが可能となる。MLB副コミッショナーのダン・ハーレム氏はロイター通信に対し、「我々の最優先目標は、すでにMLBでプレーしている多くのキューバ人選手のように困難や苦痛に耐える必要なく、キューバからMLB選手が誕生すること」と話している。

キューバ国内では多くの選手が最低賃金の月額50ドル(約5620円)でプレー。そのため一攫千金を目指しての亡命が後を絶たなかった。実際に21歳で亡命したヤシエル・プイグ選手はその後、ドジャースと7年7200万ドル(約80億9000万円)の契約を結んでいる。

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