MLB=キューバ人選手、亡命せずにメジャー契約可能に
World Now
更新日: 公開日:
この合意により、1959年のキューバ革命後では初めてキューバ人選手が亡命の危険を冒すことなくMLBチーム入りすることが可能となる。MLB副コミッショナーのダン・ハーレム氏はロイター通信に対し、「我々の最優先目標は、すでにMLBでプレーしている多くのキューバ人選手のように困難や苦痛に耐える必要なく、キューバからMLB選手が誕生すること」と話している。
キューバ国内では多くの選手が最低賃金の月額50ドル(約5620円)でプレー。そのため一攫千金を目指しての亡命が後を絶たなかった。実際に21歳で亡命したヤシエル・プイグ選手はその後、ドジャースと7年7200万ドル(約80億9000万円)の契約を結んでいる。