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ロシア野党指導者ナワリヌイ氏は一命取りとめ、当面は活動不能

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移動中の旅客機内で意識不明の重体となり、ドイツ・ベルリンの病院に入院中のロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は、「毒殺未遂」から一命を取りとめる見通し。写真は救急車に乗せられるナワリヌイ氏。22日ロシア・オムスクで撮影(2020年 ロイター/Alexey Malgavko)

同氏をドイツに移送した非営利団体「シネマ・フォー・ピース財団」創設者のジャカ・ビジリ氏が、ビルト紙に対して明らかにした。

ナワリヌイ氏はプーチン大統領批判の急先鋒で、反政権デモを組織したとして何度か投獄されている。

ナワリヌイ氏は19日朝、移動中の飛行機内で体調不良を訴え、飛行機は緊急着陸し、病院に救急搬送された。側近は毒を盛られた可能性があるとの見方を示していた。同氏は22日にドイツに移送された。

ビジリ氏はナワリヌイ氏について「毒殺未遂から生還するだろうが、数カ月間、政治活動は不可能になる」と述べた。政治活動が不可能な期間は、順調に行っても最低1─2カ月に及ぶ見通しという。

入院中の病院から容体についての説明はない。

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