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■全学的な取り組みとして本格的に展開開始
本学は「行動する知性。」をユニバーシティメッセージとし、社会のあらゆる場面で活躍する多様な人材を数多く輩出してきました。現在、国際的な取り組みが進められているSDGsについても、本学が果たすべき役割は大きいものと考えています。本学のSDGs活動を更に前進させ、持続可能な社会構築のための取り組みを学内外に向けて可視化し、SDGs達成の輪をより大きく広げていくため、今年度から「SDGs担当」の副学長が設置されました。可視化に向けては、大きく分けて「器づくり」、すなわちSDGs活動を活性化する人と情報の拠点づくりと「中身づくり」、すなわち学びやプログラムの充実という2点が挙げられます。学内のみならず、同じ問題意識を持つ学外の方々とともにSDGs達成を考え、実践的に学び行動できる人材育成にこれからも努めていきます。
■新学部設立や拠点となる各種センターの設立などを通じて、取り組みを強化
器となる拠点整備については、まず世界基準の視野を持ち活動できる人材育成を目標とした「国際経営学部」「国際情報学部」を新設しました。また、多様性を認め合い、互いに助け合う社会を目指す「ダイバーシティセンター」、新たなIT技術とビッグデータを駆使し社会問題の解決を目指す「AI・データサイエンスセンター」も設立しました。これらは同じ目標を持つ学内外の人や企業をつなぐHUB施設としても機能させます。さらに、後楽園と多摩の2キャンパスをICTでつなぎ、学部や研究領域の異なる学生・大学院生・教員が、持続可能な社会構築をテーマに有機的に情報交換できるネットワーク整備も進めています。こうした連携強化によって、SDGs達成へ向けてさまざまな人が集い、新たな「實地應用ノ素ヲ養フ」拠点となることを目ざしています。
■さまざまなPBL型プログラムを充実させ、SDGs達成への意識を養う
実施する「中身」としては、「環境・社会・ガバナンス」「国際協力」「地域・公共マネジメント」など五つのテーマを横断的に学ぶ「ファカルティリンケージ・プログラム(FLP)」を今後も進めるとともに、さまざまな地域や他大学、企業等と連携したPBL型プログラムを充実させる予定です。現在は、高齢化や人口減少が深刻な問題となっている奥多摩周辺の三つの村(檜原村・小菅村・丹波山村)との連携プロジェクト、東京都内の他大学と連携した外濠の水質改善プロジェクトなどが進行中です。こうした多種多様な学びと研究機会の提供を通じ、SDGsへの高い志を持った人材を、実業界、経済界、法曹界、政界、あるいは国や地方自治などのあらゆる方面に送り出したいと考えています。
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