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GWの日本人観光客、韓国のホテルや免税店へ 売上前年比最大80%UP

東亜日報より 更新日: 公開日:
韓国の仁川国際空港(Getty Images)

4月27日に始まった日本のゴールデンウィーク(GW)のおかげで、韓国内の免税店が日本人観光客の特需に沸いた。ホテルの宿泊率も上がった。

ロッテ免税店は、4月27日から5月4日までの8日間、ソウル市中区の本店の日本人観光客の売上が昨年同期に比べて45%上がったと発表した。今年に入って4月まで日本人観光客の売上の市場占有率は10%程度だったが、GWに入って急増した。

新世界免税店明洞店でも同期間、日本人の売上が昨年同期比80%以上伸びた。

日本人特需は、ホテルやデパートなどでも目立った。ソウル市中区のザ・プラザホテルは、日本人の宿泊比率が昨年GWに比べて17%上がった。ロッテホテルL7と新羅ステイでも、日本人観光客の予約がそれぞれ25%、15%上昇した。新世界デパートでは、女性ファッション(23%)で外国人売上の増加率が目立った。オリーブヤング(注:コスメショップ)明洞本店でも、日本人の売上が前の週に比べて2倍に増えたことも明らかになった。

業界では、史上最長期間のGWを迎え、韓国を訪れる日本人が増えた影響とみている。日本では昭和の日、憲法記念日、こどもの日などで例年は7日ほど休む。今年は天皇即位(5月1日)と臨時公休日が加わってGWが10日間に増えた。

(2019年5月6日付東亜日報 シン・ヒチョル記者)

(翻訳・成川彩)