全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」
青森県
STORY 01
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
66歳
- 現在の年齢
75歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
養母に「養子縁組」を進められたためです(養父も他界された時に)。私自身、生後50日目で養子に入りました。
- 里親のやりがい
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
1.連絡がとれず行方不明のとき、あまり動き回らず、警察の連携をはかる。必ず自宅に戻るので。
2.無断外泊。連絡なし。TELしてもでない。ルール決めているが、どこに泊まるのか?連絡、伝達しない。帰宅時に再度伝え、安全に身を守っていることを伝える。
3.ルールを決めるが守らず勝手な行動をする→社会人として、世の中のルールを守って生活するんだ…よ。
4.バイト中、不都合で休む旨を連絡してと言ってきたら、自分でTELしてくださいとねばり強く話す。責任を持って自分で連絡すること。
5.金を借りる。友人親よりTELあるが、確認すると「借りてない」と言う。金の貸し借りはしないようにと伝える。
- 里親に関心のある方へ
エール
1.安全、安楽、安心、生命を守ろう
2.里子との関わり方について、空間を持ち、里子を受け入れ楽しかった、嬉しかったと実感を持てるよう関わる。
3.目線をそらさず。語り、伝える。里子の思い、気持ちを十分受け入れ、話し方、声の音も制限し、ゆっくり会話をすすめる。
4.気づいた点。「ほめる」時は「ほめる」
5.思いやり、感情を豊かに、意志が伝わるように。日常生活、気持ちよく、明るく、楽しい日々であるよう、環境を整えて行ければ良い。
6.里親同士の情報収集、又、地域との連携、警察との関わりも必要。(独りで悩まず、援助を受けよう)
STORY 02
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
47歳
- 現在の年齢
51歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
テレビから流れてくる虐待のニュースに毎回憤慨していたところ、県外に住んでいる姉が里親をやり始め 実際に話を聞き、こども達に会い、自分にもできるんだ!と思った事がきっかけです。
- 里親のやりがい
まだ何人も養育させていただいたわけではありませんが、こども達が笑っている時、元気に遊んでいる時、美味しいとご飯を食べている時など、普通に生活している時に幸せや、やりがいを感じます。なんといっても、「大好き」とハグしてくれた時はやって良かったと思う瞬間です。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
こども達をお預かりしてすぐは(特に一時保護)何もわからない状態からですので、好きな物や、こだわりや、本人の性格を知る事がまず苦労する所です。私はまずは食事から好きな物を探ります。食べ物から入ると話も入りやすいですし、お腹も満たされる状態なのでストレスを感じないで会話もできます。
- 里親に関心のある方へ
エール
毎日、こどもの虐待のニュースや、亡くなったニュースを見て胸が苦しくなったり、少しでも憤りを感じる方は、一度でもいいのでお話しを聞いてみると良いと思います。毎年虐待相談数は上がっています!自分ごときが動いた所でなにも変わらない。なんて思わないで下さい。私もそうですが、こども達の笑顔を守る事につながる!そして、自分の心の糧にもなると思っています。