RSS

一食一会

農学者のオリジナルレシピ 科学と調理の幸せな出合い

[第10回]スウェーデン・ストックホルム

国際発信部 中村裕

Photo:Nakamura Yutaka

温室効果ガスの差し引き排出量を2045年までにゼロにすると宣言したスウェーデン。国際目標SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みでトップを走るお国柄は、この一皿からもうかがえる。


ストックホルム中心部に近い住宅街の一角に昨年2月にオープンしたレストラン「フリック・アンド・サン」。一番人気のハンバーガーは、有機飼育した牛肉と有機野菜を使った地産地消の一品だ。


化学肥料や農薬を使わない有機農業は、生物多様性の維持やエネルギー消費量の抑制につながり、SDGsが目指す持続可能な社会の実現にかなう。地元食材を使えば輸送に伴うCO2排出も抑えられる。環境負荷が少ない「サステナブル(持続可能な)」バーガーなのだ。


訪ねると、共同オーナーで調理担当のブラージ・フリック(31)が切り出した。「僕はシェフじゃありません。農学者です」。なぜ農学者がキッチンに?




(次ページへ続く)

この記事をすすめる 編集部へのご意見ご感想

  
ソーシャルブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加

Back number | バックナンバー

[第10回]スウェーデン・ストックホルム 持続可能なハンバーガー

[第10回]スウェーデン・ストックホルム
持続可能なハンバーガー

[第9回]ノルウェー・スバールバル諸島 炭鉱バーベキュー

[第9回]ノルウェー・スバールバル諸島
炭鉱バーベキュー

[第8回]米国・パロアルト フュージョン・スシ

[第8回]米国・パロアルト
フュージョン・スシ

[第7回]北マリアナ連邦・テニアン 干し肉

[第7回]北マリアナ連邦・テニアン
干し肉

[第6回]フランス・パリ ギョズレメ

[第6回]フランス・パリ
ギョズレメ

[第5回]韓国・全羅南道 ホンオフェ

[第5回]韓国・全羅南道
ホンオフェ

Popular article | 人気記事

さらに記事を見る
Facabookでのコメント

朝日新聞ご購読のお申し込みはこちら

Information | 履歴・総合ガイド・購読のお申込み

Editor's Note | 編集長から

PC版表示 | スマホ版表示