RSS

世界のスポーツ

米テキサス州のロデオ 「8秒」が映す牧場の生き方

[第95回]

脚を大きくはね上げる馬の背中で、選手の体がムチのようにしなる。
photo:Kato Takeo

米テキサス州オースティンで毎年3月に開かれるロデオの大会が今年80回目を迎えた。牧場の暮らしを色濃く反映したロデオは一方で、プロ選手が賞金を懸けて全米を旅する過酷な世界でもある。(サンフランシスコ支局長・宮地ゆう)



会場を盛り上げる大音量の音楽と共に、アナウンサーが声を張り上げた。


「行け、行け! あと少し!」


シャツをきちんと着こなしたロデオ選手の体がムチのようにしなる。馬は後ろ脚を大きくはね上げ、激しいステップを踏みながら走り回る。選手は何度も馬の背中にたたきつけられた。「ピー」。会場にブザーが鳴り響いた。規定の8秒が過ぎた合図だ。


「75点」。電光掲示板に得点が表示されると大きな拍手と歓声が起きる。これだけ息を詰めるように8秒を意識することはなかなかない。中には3秒ほどで落馬し、茶色の土の上を何回も転がる選手もいる。普通の人ならこれだけで大けがしかねない。

…続きを読む

この記事の続きをお読みいただくためには、購読手続きが必要です。
GLOBE総合ガイド
  • ログインする
  • ご購読申し込み

朝日新聞デジタル購読者(フルプラン)の方なら手続き不要

「朝日新聞デジタル(フルプラン)」を購読済みの方は、ご利用のログインID・パスワードでGLOBEデジタル版の全てのコンテンツをお楽しみいただけます。「ログイン」へお進みください。
朝日新聞デジタルのお申し込みはこちら

この記事をすすめる 編集部へのご意見ご感想

  
ソーシャルブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加

Popular article | 人気記事

さらに記事を見る
Facabookでのコメント

朝日新聞ご購読のお申し込みはこちら

Information | 履歴・総合ガイド・購読のお申込み

Editor's Note | 編集長から

PC版表示 | スマホ版表示