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世界の食を訪ねて

年に一度の受難の日 「壁ドン」が救ったバレンタイン

[第11回]マイケル・ブースの世界を食べる

photo: Semba Satoru

毎年2月14日にいかにロマンチックな夜を演出するか、男性陣の腕の見せどころ。

だがレストランはどこも満杯、料理も雰囲気も期待以下ということが多い。

そんな筆者も納得の一夜を演出したのは、日本のあのテーマパークでした。



毎年の恒例行事が、どうしていまだにサプライズであり続けられるというのか?


バレンタインデー、それは暗殺者のごとく、いつの間にか背後に迫っている。2月13日はいつも、近所のレストランにかたっぱしから電話をかけ、とにかく2名分の席をおさえようと血眼になるも、ロマンチックとされる店は当然どこも何カ月も前から予約で埋まっている。世の中には、計画から実行までそつなくこなし、そんな自分に酔う、実にしゃくにさわる人間がいるのだ。クリスマスプレゼントを12月5日までに買いそろえた上、ラッピングまで済ませる人、2月のビーチ休暇を前年5月から予約している人、年金をしっかり受け取っている人、下着にアイロンをかける人、セロテープの使い終わりを折り返し、常に使い始めがわかる人……。なんて憎たらしい。


そんなわけで、一年で最もロマンチックな夜はたいてい、信用できないメキシコ料理チェーンか、いつもはガラガラのポルトガル料理店に、愛しの妻を連れていくはめになる。2月14日は客が3人以上来て、てんてこまいとなり、1時間以上かかって運ばれてきた料理が焦げっぽかったりするような店だ。



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