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FRBと日本銀行

[Part2]中央銀行は何をする?


中央銀行は「政府の銀行」「発券銀行」「銀行の銀行」として、国のお札の発行や金融政策の運営などを担っている。世界最古の中央銀行は、1668年にスウェーデンで設立されたリクスバンクだ。


中央銀行の最大の役割の一つが、物価の安定だ。


現代のマクロ政策では、中央銀行は不況の時は民間銀行に貸し出す際の金利(政策金利)を下げ、消費者や企業がお金を借りやすくして消費や投資を促す。景気が過熱してインフレになりそうな時は金利を上げて物価の安定をめざしてきた。FRBは、物価の安定に加え、雇用の最大化という二つの目標を課された世界でも珍しい中央銀行だ。


中央銀行のもう一つ大事な役割が、金融システムの安定だ。銀行が経営危機になって取り付け騒ぎが起きたりしないように、金融機関がお金を融通し合う市場が十分機能しなくなったときに、「最後の貸し手」として市場にお金を供給するのも中央銀行の仕事だ。また、金融機関の監督や検査は日本では金融庁の仕事だが、米国ではFRBなどが担う。


(「金融政策を決めるのは?」に続く)



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