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私の海外サバイバル

[第123回]美の町から流行を発信@ミラノ(イタリア)

坂本貴代枝 

コーディネーター兼ジャーナリスト




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ミラノの自宅近くの運河(坂本さん提供)

イタリア・ミラノでイタリアの衣食住のすべてを扱うコンサルタント会社「STUDIO SAKAMOTO」の代表を務めています。従業員はイタリア人と日本人のスタッフ2人と夫でカメラマンのフランクの計4人。


「ペン」や「フィガロジャポン」、「ヴォーグジャパン」などの雑誌でミラノのレストランやファッションの特集を企画したり、記事を書いたりするほか、日本の芸能人のCM撮影などのコーディネートをしたりしています。


2015年10月号のフィガロジャポンでは「イタリア夢旅案内」をテーマに、ミラノから列車で約4時間のリゾート地・ピエトラサンタを紹介しました。ここは天才芸術家・ミケランジェロが手がけたダビデ像の材料としても使われた天然大理石の産地として知られ、ミラネーゼにとっては人気のプチバカンス先。中心部の広場にある巨大な彫刻をはじめ、地元ワインショップの売れ筋ワイン、イタリア人アーティストがプロデュースする人気のレストラン&バーなどを紹介しました。料理や街角の風景写真もふんだんに使い、眺めているだけで読者も現場にいるような楽しい気分になるように心がけました。


私が対象としている読者やお客様は、キャリアウーマンや海外志向の強い人、芸能人など「とんがっている」人たち。フリーランスで会社の看板を持っていないため、自分の知識とセンス、人脈だけが頼りです。それに旅を特集するには、まず自分が旅の達人でなければいけません。ですから、時間があれば旅に出るようにしています。自分の中で一番いいもの、自分が食べておいしいものを紹介します。


一番早く流行を生むのは音楽だとも考えているので、音楽もジャンルを問わず何でも聴くようにしています。ファッションショーも必ず見に行き、デザイナーやPR会社の人たちとの交流も大事にしています。いつも流行の先に自分を置いておかないと、それらを提供できませんから。




Kiyoe Sakamoto

1962年、神戸市生まれ。関西女子美術短期大(学校法人・関西女子学園)を卒業後、大阪市内の照明器具メーカーに就職。働くかたわら、インテリアコーディネーターを養成する夜間学校に通いインテリアを学んだ。イタリアの建築家・デザイナーのエットレ・ソットサスに憧れ、24歳でミラノへ。以来30年間、ミラノを拠点にイタリアの魅力を提供している。




(次ページへ続く)

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