RSS

[No.181]酒井美直/Sakai Mina

この記事をすすめる 編集部へのご意見ご感想

  
ソーシャルブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加


「Spectacular(壮大)!」「very unique and creative(とてもユニークで独創的だ)」


YoutTubeに投稿された、2人組音楽ユニット「イメルア」のミュージックビデオには海外の視聴者が書き込んだコメントが並ぶ。「イメルア」はアイヌ語で「稲妻が光る」の意味。プロデュースは「ファイナルファンタジー」シリーズなどゲーム音楽の作曲家として知られる浜渦正志(45)で、ボーカルを担うのが、アイヌ民族の父親を持つ酒井美直(33)だ。


ポップ、テクノ、ロック、民族音楽。イメルアの音楽は、そのどれにも分類しにくい。日本語だけでなく、英語やアイヌ語の歌詞の曲もある。


視聴回数は6万6000回を数え、ユニット名にもなっているデビュー曲「イメルア」は、弦楽器やピアノの旋律にアイヌ伝統の弦楽器トンコリがアクセントを加える。アイヌの伝承曲「バッタキ(バッタの意)」のビデオにはCGを多用。独特の音階と軽快なリズムに乗せて、折り紙のバッタが舞う映像が印象的だ。


アイヌ文化の要素をまったく含まない作品も多い。「ジャイアント」は国家権力が肥大化することへの警笛を、モダンダンスで表現する。全員がそろって体を動かすラジオ体操に対抗する意味を込めた都会的な響きの「イメルア体操第四」は、ファンと踊るイベントを全国各地でゲリラ的に開いている。


5年前にポーランドとフランスで行ったデビューライブには約300人が訪れ、その後も世界各地でライブを開いてきた。


国内外でオーケストラなどとコンサートを開いてきた浜渦は「美直は、甘く、力強く、うっすらハスキーにもなる『七色の声』を持つ。どんな音にも溶け合うのが魅力。何より、ライブでステージを支配する力がある」と言う。



…続きを読む

この記事の続きをお読みいただくためには、購読手続きが必要です。
GLOBE総合ガイド
  • ログインする
  • ご購読申し込み

朝日新聞デジタル購読者(フルプラン)の方なら手続き不要

「朝日新聞デジタル(フルプラン)」を購読済みの方は、ご利用のログインID・パスワードでGLOBEデジタル版の全てのコンテンツをお楽しみいただけます。「ログイン」へお進みください。
朝日新聞デジタルのお申し込みはこちら

Facabookでのコメント

朝日新聞ご購読のお申し込みはこちら

世界のどこかで、日本の明日を考える 朝日新聞グローブとは?

Editor’s Note 編集長から