全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」
福岡県
STORY 01
- 里親の種類
養育里親、季節・週末里親等の短期的な里親
- 里親をはじめた年齢
42歳
- 現在の年齢
57歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
困ったこども達の何かの手だすけになりたいと思ったからです。
- 里親のやりがい
いろいろなこどもがいて、その子たちが喜んでくれた時、やって良かったと思います。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
わがままを毎日のように態度や言葉で表現されると大変さを感じます。「乗り越えきれないかな」「そういう風に育ってきたんだな」と受け止める努力をしています。
- 里親に関心のある方へ
エール
自分のこどもも他人のこどもも子育ては一緒で、何が正解かは分かりません。そういうこども達を見守りたいと思う心と人が必要だと思います。あなたならやれます。(な~んてね)
STORY 02
- 里親の種類
養子縁組里親
- 里親をはじめた年齢
- 現在の年齢
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
不妊治療クリニックで、特別養子縁組制度の事を教えてもらったのがきっかけです。 「こどもが産めなくても、こどもが一緒に居る幸せを、私達も築いていけるかもしれない」という一縷の望みを託すような思いでした。 その後、児相へ里親登録したい旨、申し出ましたが、コロナ禍で研修がストップしており、ようやく令和4年度に里親登録ができました。
- 里親のやりがい
まだ、一度も委託の打診を受けた事がありませんが、いつか、こどもを迎えられたらと思い、研修や里親会に参加する日々です。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
- 里親に関心のある方へ
エール
できるだけ年齢の若い時に、里親登録をされる事をお勧めします。
45才を超えると養子縁組できるチャンスが大幅に減って来ます。 また、児童相談所への里親登録だけでなく、民間機関への登録も併願されるとより縁組の機会が増えます。併せてご検討下さい。
STORY 03
- 里親の種類
養育里親、専門里親
- 里親をはじめた年齢
35歳
- 現在の年齢
47歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
第4子が妊娠9ヶ月の時にお空へ帰ってしまい、それ以降、こどもに関わる仕事もしくはボランティアがやりたいなぁと思っていました。近所の乳児院に問い合わせたりしてみたのですが、なかなかピッタリ合う仕事がありませんでした。
そんな時、たまたま参加した里親シンポジウムで「コレだ!私のやりたかった事は!!」と閃き早速、翌日に管轄区域の児相に行き登録の説明を受けました。当時、実子も3人おり、1番下は未就園児だった為、驚かれもしましたが無事、研修を終え、登録することが出来ました。
- 里親のやりがい
やはり1番はこども達の笑顔です。ハプニングも多いですが、それも含めてワクワクする体験がたくさんあります。
子育てというのは結局のところ自分育てなんだなと痛感することが多く、まだまだ私自身も修行が足りないので一緒に成長していけたらと思っています。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
お預かりのこども達が、多かれ少なかれ何らかの障害を抱えている事がほとんどです。愛着障害や発達障害は目に見える障害ではないので成長にデコボコがあります。頭では理解しているのですが、何度も同じような事でトラブルになったり、こどもの癇癪で部屋がボコボコになったりすることも珍しくはありません。
お互い言いすぎたな…やり過ぎだな…というときはデイケアの先生だったり、かかりつけの精神科医だったり、第三者の方に話を聞いてもらっていました。
- 里親に関心のある方へ
エール
里親登録をすることだけが支援ではないので、自分のできる範囲で無理なくこども達と関わりを持っていただけたらなと思います。興味があるということ、里親制度について知ることも立派な支援だと思います。わざわざ説明しなくても分かってもらえるような社会になれば、こども達の居場所も増える気がします。
STORY 04
- 里親の種類
親族里親、養子縁組里親
- 里親をはじめた年齢
- 現在の年齢
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
辻村深月さんの「朝が来る」という本を読んで里親というものを知り、妹のこどもをあずかる経験をして、今里親を待っているこどもたちがたくさんいることを知ったのがきっかけです。
- 里親のやりがい
現在1歳7カ月の女の子と生活していますが、成長を感じることや、楽しそうな顔、怒った顔、泣いた顔、いろんな顔を見て、一緒に自分たちも少しずつ成長させてもらっていることや、本当にこの子が来てから家の中が明るくなっていることが、楽しさ、やりがいです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
こどもを育てるのは大変だとは思いますが、それよりもこの子が家に来る前の、マッチングからがとても長く、仕事の都合をつけることなどが大変でした。
- 里親に関心のある方へ
エール
こどもを育てるのは大変なこともありますが、たくさんいろんなことを自分たちも学べます。里親会や勉強会で他の里親さんともつながれるので、1人じゃないから、こわくないですよ。
STORY 05
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
48歳
- 現在の年齢
49歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
元々、こどもが好きで大家族に憧れがありましたが、実子は3人となりました。児童養護施設の仕事を知り、保育士免許を取得し、就職したものの、施設としての出来ない部分(一人だけ特別に出来ない。出来る限界がある。退所したら関係がとぎれる等)に疑問を感じ、いつでも戻って来られる場所の大切さを痛感し、里親登録をさせていただきました。(実子に双子があり、乳児期に莫大な医療費を国から出してもらった恩返しの気持ちもあります)
- 里親のやりがい
・はじめは心を閉ざしていた里子がゆっくり、少しずつ、私を信用してくれ、自ら抱っこを要求してきた時は、とても嬉しかったです。
・実子と里子が笑顔で遊んでいるのを見た時、こちらも嬉しくなります。
・約束を守らない里子が、約束を守り、少しずつ気持ちの変化を感じた時等、やってよかったと思います。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
平気でウソをつく里子が嫌で、「ウソをつくこと」について何度も話をし、それでも2〜3時間後にウソをつかれると、めげそうになりますが、「この子が悪いのではなく、そうすることで、上手く生きていく方法を見つけてしまっているのだから…」と自分に言い聞かせ、「1年後は絶対少なくなってる!!」と思い、気持ちを保つようにしています。
- 里親に関心のある方へ
エール
「実子だから」「里子だから」ではなく、「大人、こども」はもちろん、「男性、女性」等、いちいち区切らず、お互い助け合い補って生きていける社会が理想だと思います。深く考えず、まず行動してみることで、意外と生きやすい場所かもしれません。一緒に頑張りましょう。
STORY 06
- 里親の種類
親族里親、養子縁組里親
- 里親をはじめた年齢
- 現在の年齢
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
実子3人がいますが、こどもが大好きで3人目が2ヶ月早く産まれて、次も心配でした。実子と同じように一緒に育てたら良いと思い、主人と話して里親になることを希望しました。
- 里親のやりがい
まだ委託の経験は少なく、まだまだ未熟ですが、こどもは本当に可愛いです。笑顔を見ると、こちらも楽しくなります。教えられることもたくさんあります。これからも一緒に成長して生きたいです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
その子、その子で違うので、対応に困るときがあります。児相、それか他の里親さんに相談しながら、児童にしっかり向き合い、対応していきたいと思います。
- 里親に関心のある方へ
エール
大変さはありますが、それ以上に感動、喜びもあります。深く考えず、一人で悩まず、自分なりの子育てで大丈夫です。
STORY 07
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
32歳
- 現在の年齢
54歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
こどもができなかったが、こどもが好きだったため
- 里親のやりがい
思いもかけないことをしでかすこともありますが、最後まで見届けていくと、ちゃんと気持ちがつながっていると感じる瞬間があることです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
思春期・受験期
ひたすら対応していくしかありません。
結局本人たちの問題なので、里親でどうこうできることは少ないです。
- 里親に関心のある方へ
エール
縁を大事にして頑張ってほしいです。
ただ頑張りすぎず、周りに助けてもらいながら共育してほしいです。
STORY 08
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
54歳
- 現在の年齢
54歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
40代の時に仕事で乳児院を訪問した時に、先生は前にも後ろにも赤ちゃんを抱いていて、ベビーベッドの中で泣き続けているこども達を見たときに、抱き上げて家につれてきてあげたいと強く思ったことがきっかけでした。50代になって実子も成人したところでコロナ禍になり、虐待のニュースをたくさん耳にするようになりました。私にも考えるゆとりと時間が出来ていましたので、あの時思った感情がよみがえってきたので里親になることを決めました。
- 里親のやりがい
現在小学3年生の男の子の里親をしていますが、とにかくこどもが可愛いです。
そして私の生きる事の意味、存在意義を示してくれています。こどもにこんなにも人生観について教えてもらえるなんて思ってもみませんでした。私がこどもに与える影響は非常に大きく、だからこそ自分を律し毎日どのように過ごすべきかを考えさせられます。もし里親になっていなかったら、こんなにも毎日について、人に与える影響について考えることはなかったと思います。また子育てについても学習が出来、それが人と人とのコミュニケーションに活かすことが出来、学ぶ機会も増え新しい発見も出来本当によかったと思います。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
実子の時と、こどもたちを囲む環境が大きく変わっていると思います。我が家ではSNSやゲームを与えていませんが、いつかそれを持つときにどのようなルールを決めて行くか、大人も一緒に守れるルールを家族全員が納得した上で決めていくことが大変だと思います。(大人の方が無意識に携帯を触っていることが多い為)
里子に注意したときに「ママだってしているよ」「ママだって言っているよ」と言われる事があります。自分で当たり前に行ってきたこと、こどもに注意していることを自分が出来ていなかったと気づかされ、自分自身を変えて行くことがとても大変です。
- 里親に関心のある方へ
エール
里親が、親と離れて暮らす里子を「見てあげる」「預かってあげる」と言う気持ちではなく、人生のなかで一緒に成長していけるパートナーの一人として見ていただくことで自分自身の人生観が変わっていくと思います。ただ単に過ごす毎日ではなく意味のある毎日に変えてみませんか。
STORY 09
- 里親の種類
- 里親をはじめた年齢
46歳
- 現在の年齢
52歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
不妊治療をしてダメだった頃に、主人の提案でえがお館に相談しました
- 里親のやりがい
学校を抜け出したり、授業中に歩き回ったり、お友達に怪我をさせたり…イロイロ大変でしたが、周りの皆様に助けられて現在に至ります(^_^;)
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
約束を守れないのは今もですが、私が激怒する事は以前と比べて減りました。勉強会や、里親仲間にイロイロ教えて頂き、良い方向へ向かっていると思います。
- 里親に関心のある方へ
エール
STORY 10
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
59歳
- 現在の年齢
68歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
再婚した妻との間にようやく授かったこどもを、幼くして亡くしたこと。成人した実子の子育てに良い思い出がたくさんあったこと。
- 里親のやりがい
こどもが素直に甘えてくれるとき、自分は必要とされていることに生きがいを感じます。それが一番のやりがいです。また、遠い存在になっていた保育園や小学校、そこでの若い他の親御さんとのお付き合いなど、自分の世界が広がっていくことの楽しさも生きがいの一つと言えそうです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
複数預かっているこどもの中には、虐待で保護されて、そこから我が家に来た子どももいます。虐待を受けて育つと、発達障害のような症状が出たり、人の気持ちに共感したりする力や自己肯定感が低いことが多いと言われますが、それに当てはまっている気がします。落ち着きはなく、すぐに癇癪を起こし、「どうせ僕は~」となります。何年も経つうちに、次第に関係は取れてきたと思いますが、それでもちょっとしたことで癇癪を起こすことはよくあります。もう少し穏やかな日々が欲しいと思います。
それに対して、先ずは夫婦で話し合い、支え合い、さらに医療機関、福祉機関、教育機関の方々にいろいろ相談に乗ったり協力してもらって日々を乗り越えています。
- 里親に関心のある方へ
エール
大変なことももちろんあるけれど、こどもたちから生きがいをもらっているのも確かです。自分も生き生きと暮らすことができます!
STORY 11
- 里親の種類
ファミリーホーム
- 里親をはじめた年齢
31歳
- 現在の年齢
34歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
児童養護施設に勤めていましたが、こどもにとっては地域の中で暮らしていくほうが、自立後の生活に馴染みやすいことや、できることもたくさんあるので、ファミリーホームでこどもたちと関わりたいと思いました。
- 里親のやりがい
毎日24時間こどもと関わるので、責任も大きいですが、こども一人一人にどのような関りが必要なのかを自分で考えて接していくことや、ふとした時に成長を実感したときにやりがいを感じます。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
こどもが言うことを聞いてくれないときに、支援の難しさを感じます。次にまた同じ場面に遭遇したときに違う関わり方を試しています。
- 里親に関心のある方へ
エール
上手くいくときもあればいかないときもあると思いますが、その子がいないと経験できないことも沢山あると思います。力を抜いていろいろな人と共有しながら、養育を楽しんでほしいと思います。
STORY 12
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
- 現在の年齢
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
ずっと専業主婦だった私は、社会との繋がりを考えた時、「こどもたちに関わることがしたい」と思っていました。ファミリーサポートの会員登録の講習を受けようと思っていたのですが、なかなか日程が合わず。そんな時に市政だよりで里親募集の記事を目にしました。普段は、何でも積極的にすぐ行動するというタイプではないのですが、その時は気が付くと、里親支援を行う機関(フォスタリング機関)に電話をしていました。今になって考えると、それまで〈里親〉を身近なものだと感じたことが一度もなかった、記事に使われていた赤ちゃんの写真がとても可愛くて心に残った、そんな単純な理由だったのかもしれません。初めは「とりあえず話だけでも聴いてみよう」という軽い気持ちだったのですが、たくさんの出会いに感謝しながら、いつの間にか講習を受け、認定を受け、今年で6年目となりました。
- 里親のやりがい
私にとって〈里親のやりがい〉は、こどもたちの日々の成長をそばで見守ることができることです。何気ない普通の毎日を一緒に過ごす中で「寝返りができた」「歯が生えてきた」「つかまり立ちができた」「一歩あるいた」など、貴重な場面に立ち会えることも大きな喜びです。また同時に、実子の成長を感じることもできます。泣いているといつの間にか抱っこしてくれていたり、ミルクの作り方が上手になっていたり、月齢に合わせたあやし方をしてくれていたり。家族それぞれの成長を感じることができることは、里親をしていて本当に良かったと思えることのひとつです。私のもとを離れる時、これから先のことを考えると不安のない状況ばかりではありません。だからこそ一緒にいる時は、いっぱい抱きしめようと思っています。かわいい笑顔で、小さな手で、ぎゅっと抱きしめ返してくれた時は、本当にいとおしさを感じることができる瞬間です。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
私は今まで、0才から2才までの乳幼児のお預かりをしてきました。生後5日目の新生児を病院へお迎えに行ったこともあります。大変だと感じることは、やはり体調面です。実子以上に気を付け、いつもと違う様子が少しでも見られた場合は、フォスタリング機関やこども総合相談センターの方に相談し、かかりつけの小児科を受診するようにしています。離乳食で、初めて口にする物を食べさせる時も毎回緊張します。また、里親になろうと思った時には考えたこともなかったのですが、保護や委託が解除になりお別れをする時の淋しさは、何度経験しても慣れることができません。そんな時一番の支えは、同じ経験をされている里親のみなさんやフォスタリング機関のみなさんです。一緒に思い出話をして笑ったり、時には涙したり。普段から交流の場があることで、日常の悩み事などの相談もできとてもありがたく思っています。
- 里親に関心のある方へ
エール
里親のカタチは人それぞれ様々です。今の生活を大きく変えてしまわないといけないということはないと思います。今すぐ里親になることはできないけれど…。長い期間預かりはできないけれど…。そんな風に少しでも気になっているのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。まずは話を聞くことから。かわいい笑顔のこどもたちを社会全体で守っていけたらいいなと思います。
STORY 13
- 里親の種類
ファミリーホーム
- 里親をはじめた年齢
34歳
- 現在の年齢
36歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
施設の職員をしていて、より家庭的な環境で養育をしたいと思ったからです。
- 里親のやりがい
24時間一緒に生活しているので、こどもの微妙な変化にすぐに気がつくことができます。また自然とこどもが相談しやすい環境ができ、こどもの悩みに即対応ができます。施設では勤務時間や職員間の意思疎通などが優先され、それらのことが出来にくかったので、今はとても支援がしやすいと感じています。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
- 里親に関心のある方へ
エール
里親は責任があり大変です。しかし、こどもが変わっていく姿、そして育ったこどもたちが元気に生活している姿を見ると、なによりも得難い喜びを感じることができます。興味がある方はぜひ挑戦してもらいたいと思っています。
STORY 14
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
45歳
- 現在の年齢
50歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
キーアセットさんのチラシを見たからです。
数日や数週間の預かりがあることを知り、話を聞いてみたいと思いました。
- 里親のやりがい
お預かり中に、歩けるようになった、物凄く笑ってくれる、一緒にお出掛けを楽しむ、後追いされる、ベッタリして離れてくれないなど大変な時もありますが、可愛いと思えるし、想い出が沢山できます。(私の場合、乳幼児の預かりが多かったです)
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
病気や病院関係です。わからない、迷ったときは登録先のスタッフさんへお尋ねしています。非常識な時間帯に連絡したこともありましたが、丁寧に対応してくれてとても助かりました。
交流会などで友達ができ、困ったことがあれば連絡を取り合うなど、ひとりで抱え込まないことです。誰かに聞いてもらうと楽になるし、落ち着くことがわかりました。
- 里親に関心のある方へ
エール
不安や責任感、色んな子もいるし、お別れもあり複雑な気持ちになることもありますが、大変だけど可愛いから頑張れます。(私の場合、乳幼児の預かりが多いです)
STORY 15
- 里親の種類
ファミリーホーム
- 里親をはじめた年齢
31歳
- 現在の年齢
34歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
児童養護施設に勤めていましたが、養育の限界を感じ、ファミリーホームを始めました。
- 里親のやりがい
こどもの成長を実感できたときです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
委託された当初に、生活リズムや家庭のルールを教えることが大変だと思います。
- 里親に関心のある方へ
エール
あまり気を張りすぎず、お子さんを育てた経験を存分に活かして欲しいと思います。
STORY 16
- 里親の種類
ファミリーホーム
- 里親をはじめた年齢
58歳
- 現在の年齢
69歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
民生委員児童委員や公民館やPTAなどの役員をやっていた関係で頼まれました。
- 里親のやりがい
先日も2名の振袖の前撮りでアルバムが出来上がりましたが、彼女らの成長と笑顔が何よりです。高校受験、大学受験を乗り越えて成長して、社会福祉関係の資格を得て施設職員になって、次の世代の子を助けてゆく姿を目にするとき感激します。悪い連鎖を断ち切ることができるよう、大学だけは卒業させたいと頑張っています。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
- 里親に関心のある方へ
エール
絶対に親にはなれないのだから、関係性は割り切って、できることはできるし、できないことはできないというように付き合ってゆくのが良いと思います。この不幸な条件の中に生まれたけれど、その中でも少しでも幸せになれるようにお互いに頑張ろうという姿勢で、とにかくいつかは自分一人で生きていかなくてはいけないのだから、その力がつけられるように、自分が死んだ後のことを考えながら過ごしています。