教えて!先輩里親さん
里親登録をするにあたって、ご家族は応援してくれましたか? もし、積極的に賛成してくれないご家族がいたような場合には、良い方法があれば教えてください。
委託されるこどもの年齢や性別など、条件は希望できるのでしょうか? また、希望できる場合、希望された条件などはありましたか?
支給される里親手当や生活費や教育費で十分にやりくりできましたか? うまく家計をやりくりする方法があれば、教えてください。
委託されたこどものことで困ったことがあれば、どのような人に相談していましたか? 行政はどんな対応をしてくれましたか? また、どんなサービスを活用していましたか。
一度始めてもずっと続けられるか心配です。短期間や期限を決めた里親でもいいのでしょうか。
里親登録したとしても、こどもが委託されるまでには時間がかかるという話も聞きます。それまでの間、どのように委託に向けた準備をしていましたか。
実子がいてもいいのでしょうか。また、実子がいる場合、実子および委託されたこどもの双方と接する際の工夫などについて、聞かれたことはありますでしょうか。
里親としてこどもを委託されたら、どんな生活になるのでしょうか。
仕事と両立できるか心配です。うまく仕事とやりくりする方法など、アドバイスいただけますでしょうか。
河本美津子さん
こうもと・みつこ/1957年、岡山県生まれ。一般社団法人ぐるーん代表理事。2012年に岡山で初めてぐるーんのサポーターに登録し、前代表の有尾美香子さんが亡くなったことから、2015年に代表を引き継いだ。成人した実子が3人いて、河本さん夫妻と実子夫妻で生活していたときに里親としてこどもを預かり、一時は5人で暮らしたことも。以前に里親として関わったこどもとは現在も交流が続いている。
里親登録をするにあたって、ご家族は応援してくれましたか? もし、積極的に賛成してくれないご家族がいたような場合には、良い方法があれば教えてください。
委託されるこどもの年齢や性別など、条件は希望できるのでしょうか? また、希望できる場合、希望された条件などはありましたか?
支給される里親手当や生活費や教育費で十分にやりくりできましたか? うまく家計をやりくりする方法があれば、教えてください。
委託されたこどものことで困ったことがあれば、どのような人に相談していましたか? 行政はどんな対応をしてくれましたか? また、どんなサービスを活用していましたか。
一度始めてもずっと続けられるか心配です。短期間や期限を決めた里親でもいいのでしょうか。
里親登録したとしても、こどもが委託されるまでには時間がかかるという話も聞きます。それまでの間、どのように委託に向けた準備をしていましたか。
実子がいてもいいのでしょうか。また、実子がいる場合、実子および委託されたこどもの双方と接する際の工夫などについて、聞かれたことはありますでしょうか。
里親としてこどもを委託されたら、どんな生活になるのでしょうか。
仕事と両立できるか心配です。うまく仕事とやりくりする方法など、アドバイスいただけますでしょうか。
野口啓示さん
のぐち・けいじ/1971年、大阪市生まれ。NPO法人「Giving Tree」理事長。福山市立大学教育学部教授。
妻の婦美子さんとともに2003年に神戸市の社会福祉法人「神戸少年の町」の分園として「野口ホーム」の運営を始め、2016年にファミリーホームに移行。分園時代から現在までに、19人のこどもを養育してきている。2017年に、里親やこどもたちを支援するNPO法人「Giving Tree」を設立した。
里親登録をするにあたって、ご家族は応援してくれましたか? もし、積極的に賛成してくれないご家族がいたような場合には、良い方法があれば教えてください。
委託されるこどもの年齢や性別など、条件は希望できるのでしょうか? また、希望できる場合、希望された条件などはありましたか?
支給される里親手当や生活費や教育費で十分にやりくりできましたか? うまく家計をやりくりする方法があれば、教えてください。
委託されたこどものことで困ったことがあれば、どのような人に相談していましたか? 行政はどんな対応をしてくれましたか? また、どんなサービスを活用していましたか。
一度始めてもずっと続けられるか心配です。短期間や期限を決めた里親でもいいのでしょうか。
里親登録したとしても、こどもが委託されるまでには時間がかかるという話も聞きます。それまでの間、どのように委託に向けた準備をしていましたか。
実子がいてもいいのでしょうか。また、実子がいる場合、実子および委託されたこどもの双方と接する際の工夫などについて、聞かれたことはありますでしょうか。
里親としてこどもを委託されたら、どんな生活になるのでしょうか。
委託された後は、それまでの大人中心の生活から一気にこども中心の生活に変わりました。
生活サイクル、出掛ける場所、外食のお店、休日の過ごし方など、これまでの大人だけの生活と同じようにはいかないことも増えました。それに加えて、夫婦の関係も変化しました。こどものことに関する報告や相談、愚痴なども積極的に話しますし、家事や育児も何でも協力し合うようになりました。以前よりコミュニケーションは格段に増えたと思います。
その中であえて「変わらないこと」を作るようにしています。例えば今までと変わらない頻度で美容院に行く、必ず大人だけで出掛ける日を作るなど些細なことですが、自分をケアするという意味でも大事にしています。
仕事と両立できるか心配です。うまく仕事とやりくりする方法など、アドバイスいただけますでしょうか。
菅原康弘さん・千春さん夫妻
すがわら・やすひろ/1986年、山形県生まれ。24歳で千春さんと結婚し、2018年に東京都で養育里親に登録した。里親制度の認知度を高める活動に意欲を燃やしている。 すがわら・ちはる/1979年、秋田県生まれ。これまで学童保育の仕事や障害者福祉に携わってきた。里親になったのは39歳のときで、現在は主婦として家事・育児に専念。子育てに決まった正解はないのでは、と自分らしい子育てを模索中。
里親登録をするにあたって、ご家族は応援してくれましたか? もし、積極的に賛成してくれないご家族がいたような場合には、良い方法があれば教えてください。
委託されるこどもの年齢や性別など、条件は希望できるのでしょうか? また、希望できる場合、希望された条件などはありましたか?
支給される里親手当や生活費や教育費で十分にやりくりできましたか? うまく家計をやりくりする方法があれば、教えてください。
委託されたこどものことで困ったことがあれば、どのような人に相談していましたか? 行政はどんな対応をしてくれましたか? また、どんなサービスを活用していましたか。
一度始めてもずっと続けられるか心配です。短期間や期限を決めた里親でもいいのでしょうか。
いろいろな里親の姿があっても良いと思います。自分たちに向くやり方で、それにふさわしいこどもが、上手くマッチングできればお互いに幸せだと思います。里親としてこどもと「ともに暮らす」ことも大事ですが、本質は「ともに生きる」ことだと思います。たとえ短期間でも、その後いつでも、どんな自分でも受け入れてくれる大人がいることが、こどもの心の支えになるのではないでしょうか。里親になることへの不安があるのは当然です。ただ、短期間でも、継続が難しくても、こどもの幸せを願う気持ちはありますよね。委託児童は社会的養護のこどもたちです。自分だけで委託されたこどものことを背負いすぎずに、社会の子なら社会に助けてもらって一緒に育てましょう。ただ、その中心になるのは里親ということを忘れないでください。
里親登録したとしても、こどもが委託されるまでには時間がかかるという話も聞きます。それまでの間、どのように委託に向けた準備をしていましたか。
実子がいてもいいのでしょうか。また、実子がいる場合、実子および委託されたこどもの双方と接する際の工夫などについて、聞かれたことはありますでしょうか。
里親としてこどもを委託されたら、どんな生活になるのでしょうか。
仕事と両立できるか心配です。うまく仕事とやりくりする方法など、アドバイスいただけますでしょうか。
石原京子さん
いしはら・きょうこ/1947年、鹿児島県生まれ。首都圏の障害児施設や児童養護施設の職員を経て結婚ののち、1977年に神奈川県で里親登録。1980年に富山市へ移住し、12人を育てる。60歳を契機に里親を引退し、2010年から4年間は富山県里親支援機関で相談業務にあたる。木彫作家としても活動し、日展や日本新工芸展に出品。
里親登録をするにあたって、ご家族は応援してくれましたか? もし、積極的に賛成してくれないご家族がいたような場合には、良い方法があれば教えてください。
里親登録について反対はされませんでした。長期でこどもを受け入れるようになったのも、私の場合は季節里親を経た後でしたので、家族にとっては里親制度についてより理解する時間ができたのかもしれません。
もし積極的に賛成してくれないご家族がいた場合は、里親の必要性を家族にお話しすることも一つの方法かと思います。私は委託されるこどもの気持ちを家族にも考えてもらいました。委託されるこどもたちが親代わりの他人の家(里親家庭)で暮らすことになれば、不安になるのは当然だと思います。こどもとしては、せめて波長の合う家庭に縁があればよいのではと思います。そのときに、一人ひとりの子にフィットした里親を選ぶためには、さまざまなタイプの里親が必要になります。「こどもの役に立ちたい」という思いは、多くの方がもつ思いだと思います。
委託されるこどもの年齢や性別など、条件は希望できるのでしょうか? また、希望できる場合、希望された条件などはありましたか?
支給される里親手当や生活費や教育費で十分にやりくりできましたか? うまく家計をやりくりする方法があれば、教えてください。
委託されたこどものことで困ったことがあれば、どのような人に相談していましたか? 行政はどんな対応をしてくれましたか? また、どんなサービスを活用していましたか。
一度始めてもずっと続けられるか心配です。短期間や期限を決めた里親でもいいのでしょうか。
里親登録したとしても、こどもが委託されるまでには時間がかかるという話も聞きます。それまでの間、どのように委託に向けた準備をしていましたか。
実子がいてもいいのでしょうか。また、実子がいる場合、実子および委託されたこどもの双方と接する際の工夫などについて、聞かれたことはありますでしょうか。
大丈夫です。ただ、振り返ってみると実子にも負担を多くかけていたと感じていますので、年齢に関係なく実子に対しては大切に思う気持ちをより表現することも大切です。実子が穏やかな気持ちでいてくれたら、委託されたこどもと実子の双方と接する際に工夫をすることもあまり必要ないと思います。
委託されたこどもに対しては、どんなときでも私たち里親が心から寄り添い、支えることが大切です。そうすることで、委託されたこどもだけでなく、その先にいる実親さんも救われているということもあるのではないかと思います。この実親さんを支えているということも里親制度の良いところですね。
里親としてこどもを委託されたら、どんな生活になるのでしょうか。
仕事と両立できるか心配です。うまく仕事とやりくりする方法など、アドバイスいただけますでしょうか。
石井啓子さん
いしい・けいこ/1970年生まれ。「川崎市あゆみの会」会長、「一般社団法人 かわさき社会的養育家庭をささえる会」代表理事、「NPO法人 里親子支援のアン基金プロジェクト」代表理事。実子たちの子育てに余裕ができたときに、「何か役に立つことがあれば」と季節里親に登録したことが里親になったきっかけ。長期のほか、短期や一時保護、幼児も受け入れ、現在も里親として子育て中。