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パリのエッフェル塔がストで閉鎖、エレベーター新規則巡り紛糾

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8月1日、パリのエッフェル塔は、従業員らがストライキに踏み切ったため閉鎖を余儀なくされた。従業員らは、エレベーター利用の新ルールが原因で観光客の長蛇の列が発生、対応に四苦八苦していると主張して改善を求めている。写真は6月撮影(2018年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ 1日 ロイター] - パリのエッフェル塔は1日、従業員らがストライキに踏み切ったため閉鎖を余儀なくされた。従業員らは、エレベーター利用の新ルールが原因で観光客の長蛇の列が発生、対応に四苦八苦していると主張して改善を求めている。

新ルールをめぐり、この日エッフェル塔運営会社と労組の間で話し合いが持たれたがこう着状態に陥り、午後4時(日本時間午後11時)に閉鎖された。

2日もストが続くかどうかは不明。

エッフェル塔は7月、これまで2機のエレベーターを当日の来館者に利用させていた規則を変更し、1機は事前に入場券を購入した来館者だけが利用できるようにした。従業員らは、この新ルールのために入場を待っていらつく観光客の対応に苦慮しているという。

一方、エッフェル塔運営会社側は、新ルールのせいで列が伸びたとの指摘を一蹴、夏季は常に大勢の観光客が訪れるため忙しいと述べている。

毎年600万人を超える観光客がエッフェル塔を訪れる。

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