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テニス4大大会 装いでも熱戦 流行は蛍光色、閉塞感を打破

[第105回]


メルボルン、パリ、ロンドン、ニューヨークで開かれるプロテニスの4大大会は、さながら「グランドスラム・コレクション」だ。各ブランドが新作を発表し、流行を発信するファッションショーに似た空気がある。(スポーツ部・富山正浩)




今年1月の全豪オープンで、男子シングルスの優勝杯に口づけするロジャー・フェデラー(スイス)。その白いシャツに、ひときわ映えるラインが入っていた。明るいピンク。以前なら、男子が着こなすとは思われなかった色だ。


派手な色を着こなす選手は多かったが、鮮やかなパステルグリーンで身を包んだスタン・バブリンカ(スイス)の姿は、最高気温が40度を超える真夏の南半球で、いっそう目を引いた。製造元のヨネックスの藤井英樹ウェア開発第二課長は「この色はウチが提案し、スタンが気に入ったものの一つ。彼は4大大会ごとのイメージを持っていて、違う色のウェアを着ている」。


今、テニスウェアの流行色は「斬新さ」だ。ピンク、オレンジ、イエローと、蛍光マーカーの見本市のよう。その大本の発想は、経済の停滞やテロの脅威といった「閉塞感」を、打破したいという思い、だという。そうして採り入れられた色が、トレンドとして広まった。



(次ページへ続く)

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