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[第86回]救世主は海外チーム? 北米の野球独立リーグ

photo:Inoue Syota



大リーグが圧倒的な人気を誇る北米で、地域に根ざした「独立リーグ」が生き残りをかけ奮闘している。ファン層拡大のため、昨季からは公式戦に海外チームを招き始めた。この取り組み、もともとは日本発のアイデアという。(スポーツ部・井上翔太)



カナダ・ケベックシティーのスタンドで、キューバの国旗があちこちで揺れていた。6月中旬、米国とカナダの6チームからなる「キャンナム・リーグ」のケベック・キャピタルズは、公式戦でキューバ代表チームと対戦した。


近くに住むレジーン・バージェロン(58)は「最近、大リーグに行ってしまう選手が多いから以前ほどじゃないが、キューバはやっぱり強いね」。試合は小技を絡めて打線をつなげたキューバが7-3で勝利。試合には、通常の公式戦の倍以上の4558人が駆けつけた。


ケベックの球団代表マイケル・ラプランテ(46)は「独立リーグのファンは、違った角度から野球を楽しんでいる。だから私たちも変わったことをして、人々が楽しめるようにしている」。ラプランテは、キューバ代表の招請に奔走し、実現させた立役者の一人だ。


公式戦に参加するリーグ外のチームは「トラベリング・チーム」と呼ばれ、宿泊費と球場までのバス代は、対戦する各球団が持つ。経費は304連戦で計百数十万円に上り、お金がない球団にとっては大きな負担だ。だがリーグのコミッショナーを務めるマイルズ・ウルフ(70)は「海外のチームを連れてきて、高いレベルの野球を楽しんでもらいたい。我々は野球の普及を進めたいだけだ」と話す。


豚がボールを運ぶ


多くが大都市に本拠を置く大リーグに対し、その隙間を埋めるように誕生したチームが集まってできたのが独立リーグだ。地方にいながら、格安でプロ選手のプレーを間近に見られると、地味ながらも応援されてきた。

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