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【創刊からの9年】「国籍」「AI」「海外移住」 今注目のテーマも



 過去9年にGLOBEが取り上げた特集の中には、今年になって社会的な注目を集めたテーマもある。


 民進党代表だった蓮舫を辞任に追い込んだ二重国籍をめぐる問題。2014年7月の「揺らぐ国籍」(138号)では、日本と同じ「血統主義」でありながら、少子化を乗り切るため、帰化した後も元の国籍を同時に持ち続ける「複数国籍」に道を開いた韓国を取材。フィリピン出身で韓国人男性との結婚を機に韓国籍を取得し、国会議員になったイ・ジャスミンの「私たちは韓国に貢献できる社会の構成員」との言葉を紹介した。


 14歳の最年少でプロ棋士になった藤井聡太四段の活躍に沸いた将棋界。12年9月の「盤上の戦い」(94号)では囲碁・将棋熱の高まりや人工知能(AI)との戦いを追った。「人間に勝て! コンピューターの戦略」と題した記事は「構想力などの点でまだ人間にかなわない部分も多い」と結ばれていたが、今年の「電王戦」ではついにAIが現役タイトル保持者の佐藤天彦名人に勝利した。



 学校法人加計学園をきっかけに注目された獣医学部新設をめぐる問題。12年1月の「獣医師たちのたたかい」(79号)では、動物病院の競争が激化する一方、エボラ出血熱などの感染症対策や酪農・畜産業を監督する地方行政の現場で獣医師が不足していると指摘していた。


 13年1月の「脱ニッポン となりの山田さん、マレーシアに引っ越すんだって」(102号)では、海外移住を特集。東日本大震災後の雇用低迷のなかで、海外で就職を目指す若者たちや、子に多文化教育を授けるために海を渡る家族を取材した。当時、海外に住む日本人は118万人超だったが、現在は134万人に迫る。長年海外で暮らしてきた日本人も高齢化し、介護や孤独死も課題になり始めている。


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