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メディア最前線

[第1回]電子ペーパーは、印刷メディアの救世主か?
アマゾン・キンドルにみる新聞と雑誌の未来
スティーブン・レビー Steven Levy ジャーナリスト

 

1965年10月17日発行のニューヨーク・タイムズ紙の日曜版は、計946ページ、重さ3キロ余り。ストライキ明けの発行でページ数が増え、史上最も厚い新聞といわれた。そんな新聞を電子の紙にする試みが進んでいる。photo:AP

印刷メディアにとって、狼狽の日々が続いている。ビジネスモデルをインターネットにたたき壊され、経済全般が停滞し、若年層は新聞をめくって、指を汚したこともない。そんな事態に包囲されたと、ジャーナリストは感じている。情報発信はウェブへと移行してきているのに、そこからは大した収入が得られない。毎日のように、メディア企業の新たなレイオフ、閉鎖、破産のニュースが流れる。皮肉なことに、こうしたニュースは印刷メディアを葬ろうとしている新技術ブログ、RSSフィードによって効率よく伝えられる。「The Media Is Dying(メディアは死につつある)」という名のTwitter(ツイッター)ブログもある。

しかし、私は、その先に希望を見いだしている。

(次頁へ続く)

スティーブン・レビー氏の略歴

スティーブン・レビー Steven Levy ジャーナリスト

 

1951年生まれ。ニューズウィーク誌のチーフ・テクノロジーライターを経て、ワイアード誌シニアライター。著書に『iPodは何を変えたのか?』『暗号化』『ハッカーズ』など。

 

 

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