GLOBEからのお知らせ

GLOBE「ネットと紙の相乗効果でよくなる関係築いて」とパネリストら期待 発行200号、記念シンポジウム開催

船橋洋一・朝日新聞社元主筆ら登壇

シンポジウム会場の入り口付近には、持ち帰り自由のGLOBEのバックナンバーが置かれ、参加者らが手に取っていた(右)


朝日新聞の日曜版「GLOBE」が3日発行の12月号で200号を迎えるのを記念して、朝日新聞社は2日、「グローバル世界と日本を結ぶ」と題したシンポジウムを東京・築地の浜離宮朝日ホールで開いた。約300人が参加した。


朝日新聞社元主筆でGLOBE創設にかかわった、「アジア・パシフィック・イニシアティブ」理事長の船橋洋一さんが「グローバル世界と日本」と題して基調講演した。


「歴史の大転換期は後にならないとわからないが、容易ならざるところにさしかかっている感じが、今する」と話し、北朝鮮や米国、中国の現状などを解説。そんな世界で日本は「もう一度自らの潜在力や個性を見つめるべきだ。そこに大きなフロンティア(未開拓地)があるのではないか」と語った。

パネルディスカッションに参加した(左から)丸井グループ社長の青井浩さん、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗さん、アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長の船橋洋一さん

その後、船橋さん、丸井グループ社長の青井浩さん、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗さん、GLOBEの国末憲人編集長によるパネルディスカッション「日本と世界、私たちはどこへ」(コーディネーター、江連裕子さん)があった。


青井さんは、GLOBEへの提言として「(今後)伸びるのはインターネットで、ネットと戦ったり逃げたりしても意味がない。ネットと紙の相乗効果でよくなる関係を築き、かつこのイベントのようなリアルの場も組み合わせて豊かなつながりをつくっていくのがいい」と強調。土井さんは「日本外交の検証もしていただきたい。日本外交をウォッチできるのは日本しかない」と指摘した。


これらを受け、国末編集長は「ウェブは拡充していきたい。取り上げるべきテーマは多い。挑戦していきたい」と話した。

GLOBE200号を記念して、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開かれたシンポジウム


GLOBEはグローバル化する世界を現場取材で掘り下げ、「リアリズム」の視点で多角的に伝えることを目指して2008年10月に創刊。政治やビジネス、外交から文化、科学、ライフスタイルと様々なテーマを取り上げてきた。


(中野渉)

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