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Globe Hoppers グローブ・ホッパーズ

 

肥満の郵便配達員に危機@オーストラリア

米国に並ぶ「肥満大国」豪州で、オーストラリア・ポストが先日、「体重100キロ超の郵便配達員には、減量を強制させることを全国的に検討中」と発表し、波紋を呼んでいる。郵便局規定の90ccのバイク(最大積載量は30キロの手紙、10~15キロのヘルメットなど込みで145キロ)に乗っての配達は危険だし、太っていると仕事の効率が下がるということを理由にしている。一方、郵便局の労働組合は体重検査に断固反対し、ストライキを予告している。

オーストラリア・ポストは以前から、採用時の体重制限などを地方規模で行ってきた。しかし今回は「栄養管理のプロに減量のアドバイスを受ける気がある局員には、手当も検討する」というから、真剣そのものだ。ある男性の配達員(体重108キロ)は地元紙の取材に匿名を条件に応じ、「配転になるくらいなら辞める。とにかくやせたい」と、意気込みを見せた。

だが、組合側は「最初から大きなバイクを買ってくれればよかったのに」と不満をつのらせる。やせるいいチャンスになると思うのだが、豪州は現在、アマチュアシェフの視聴者が料理の技を競い合う「マスターシェフ・オーストラリア」など空前の料理番組ブーム。肥満の郵便局員らにとっては難しい課題かもしれない。

(ギャニベイ阿希子=シドニー在住)

[2009.11.21]

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