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人工知能の進化に期待大――GLOBEチャットボット・アンケート結果をご報告します

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オムロンが開発したAI搭載の卓球ロボット

1月8日発行の特集「人工知能を愛せますか?」に先立ち、GLOBEでは昨年12月13日~30日、フェイスブックで「チャットボット」スタイルのアンケートを実施しました。12月号の特集「トランプがきた」での緊急アンケートに続く第2弾です。多くが人工知能(AI)の進化を前向きにとらえていました。

オムロンが開発したAI搭載の卓球ロボット(撮影・左古将規)

「チャットボット」は「チャット(おしゃべり)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、自動で会話の相手をしてくれるコンピューターのプログラムのことです。過去2回のアンケートはGLOBEフェイスブックページのメッセンジャー機能を使い、会話のように質問を投げかけました。

今回のチャットアンケートに最後まで回答してくれたのは24人。10代~50代の男性17人、女性7人です。

人工知能について、特に知りたいことを3つから選んでもらったところ、「どこまで進化するの?」(11人)がいちばん多く、2番目が「いまどんな使われ方をしているの?」(8人)、3番目は「将来、私の仕事はどうなるの?」(5人)でした。AIの進化がもたらす変化への不安よりも、期待のほうが大きいことが読み取れます。


「AIの進化は喜ばしいと思いますか?」という問いには、ほぼ全員が「思う」と回答。「AIは人間にとって脅威となると思いますか?」という次の問いに対しても、「思わない」(13人)が「思う」(7人)を上回りました。


「どんな分野でAIの活用を望みますか?」という問いには、「医療」(5人)「教育」(4人)「介護」「交通」「ものづくり」(3人)などが並びました。暮らしのさまざまな分野で、AIの活用が期待されていることがわかります。


昨年11月から2回にわたり実施したチャットボット・アンケートは、今回の特集「人工知能を愛せますか?」でいったん終了します。今回の経験を生かし、朝日新聞GLOBEでは、今後も読者の皆様と双方向のコミュニケーションを深めるため、さまざまな技術を模索していきます。このたびはご協力ありがとうございました。(GLOBE副編集長・後藤絵里)