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大学ってなんだ?

オックスフォードとケンブリッジ。 英国を代表するキャンパスを歩く





英国最古の大学であるオックスフォードと、双璧をなすケンブリッジ。二つの大学の大きな特徴は、学生と教員が生活をともにしながら学業に励む独特のカレッジ制度(Collegiate System)だ。


学部の少なくとも1年生は全員、どこかのカレッジに所属し、そのカレッジの教員を中心に、専攻する科目と関連した個別指導(チュートリアル)を受ける。


カレッジには学業だけでなく、健康上の相談にものってくれるアドバイザーやカウンセラーも常駐し、単に寝起きする場所というより、大学生活における「ホーム」の役割を担っている。


オックスフォードには38、ケンブリッジには31のカレッジがある。そんな中でも、歴史と伝統、規模や懐事情でも、両校を代表する名門カレッジ、「クライストチャーチ」(オックスフォード)と、「セント・ジョンズ」(ケンブリッジ)を訪ねた。


(文・写真:後藤絵里)



クライストチャーチを歩く

美しく手入れされた中庭。観光客はまずここを通ってツアーを始める


学部生たちが寝起きする寮
学寮長の部屋の中庭にある木は「不思議の国のアリス」でチェシャ猫のアイデアをうんだとされる。チェシャツリー(チェシャ猫の木)と呼ばれている


学生寮の壁にはボートの対抗レース優勝を祝した落書きが。もちろん最大のライバルはケンブリッジだ


トムタワーがあるトムゲート。「グレート・トム」と呼ばれる時計台は毎日午後9時5分に101回鐘を鳴らす


カレッジの中で迷いそう


映画「ハリ-・ポッター」で魔法学校の生徒たちが階段を駆け上がる(駆け下りる)シーンはここで撮影された


15-16世紀のものもある図書館2階の特別室。持ち出しは禁止


クライストチャーチはオックスフォード主教管区の大聖堂でもある。美しいステンドグラス


夜になるとこの長テーブルが正装した学生たちでいっぱいになる







セント・ジョンズを歩く

ケム川が流れるケンブリッジの美しい街並み


ケンブリッジ独特のパント(小舟)を楽しむ人たち


観光スポットにもなっている「ため息橋」。ベニスの同名の橋を模したそうだが、課題に追われた学生たちのため息から来たという話も?


メーンエントランスから抜ける中庭

こちらも中世を思わせる石造りの建物

カレッジの裏庭。冬は芝生の養生中。春は学生たちが裸足で遊ぶそうだ

チャペルの聖歌隊は技術の高さで有名。来日公演を何度もしている

フォーマルディナーをとるホール

ホールの壁にはこんな人の肖像も。インドのシン首相もセントジョンズの卒業生だ



学生がふだん食事するカフェテリアはぐっとカジュアルな雰囲気だ


図書館の内装はモダンだ。土曜朝9時から何人か学生が勉強していた。奥に立つのは、案内してくれた自然科学専攻2年生のジェームズ・フォーサイス君


中世から変わらぬ雰囲気をたたえる回廊。年代物だ






(WEBオリジナル6へ続く)








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