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取引されたウンチ





日本では、人のし尿は肥料として使われ、江戸時代には高い価値があった。『図説江戸3 町屋と町人の暮らし』(学研)によると、1人の1年分の排泄物はコメ約14キロ分と等しかったという。


さらに、価値にも違いがあった。『トイレ学大事典』(柏書房)によると、民俗学者の今和次郎が、江戸町民のし尿について「京橋のが一等、日本橋のがその次、それから神田、浅草の順で、深川と本所は劣等」などと肥料運搬業者から聞いたとの記述があるという。


(杉崎慎弥)

(文中敬称略)






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