RSS

Memo01

「心の病」と「精神病」





精神疾患、精神障害、精神病……。「心の病」に関する言葉はいろいろある。


「疾患」は病気のこと。「障害」は心や体がうまく働かなくなることだ。心の病は、症状が出る仕組みがよく分からず、病気と呼んでいいのか議論が分かれることもある。『現代精神医学事典』(弘文堂)によると、精神科固有の病気では、一つの病気を示す原因や症状を見いだせないため、「精神疾患」の代わりに「精神障害」という言葉がよく使われるという。幻覚や妄想など、健康な人には理解しにくい症状がある場合などには「精神病」と呼ぶこともある。


ただ、これらの言葉には差別や偏見のイメージがつきまとう。国立精神・神経センター(現・国立精神・神経医療研究センター)が2007年に実施した国民意識調査で「あなたが呼ばれるとしたら受け入れやすいのは」と聞いたところ、「こころの病(90.7%)」「精神疾患(4.9%)」「精神障害(2.5%)」「精神病(2.0%)」の順だった。


(左古将規)







この記事をすすめる 編集部へのご意見ご感想

  
ソーシャルブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加

朝日新聞ご購読のお申し込みはこちら

Information | 履歴・総合ガイド・購読のお申込み

Editor's Note | 編集長から

PC版表示 | スマホ版表示